地域との関わりについて、どのように考え、行動しているかを見たところ、「住んでいる地域に愛着がある」、「地域の人たちとのつきあいが大切であると考えている」は8割を超えており、多くの人たちが地域社会との関わりの必要性を認めているが、実際に何かを具体的にしているかとなると、その比率は下がり、「助け合ったり」、「地域の行事に積極的に参加している」のは4割程度にとどまっている。この傾向は平成18年度の結果とほとんど変わりない。これを想起した罪種別に見たところ、「交通犯罪」が、意識・行動において他の二つの犯罪に比べて地域社会との関係の重要性を認識していることがわかる。