警察庁長官官房審議官（犯罪被害者等施策担当） 山田 知裕
警察庁で犯罪被害者等施策を担当しております、審議官の山田でございます。本日は、お忙しい中、「犯罪被害者週間 中央イベント」に御来場いただき、誠にありがとうございました。
本日は、本郷紀宏様から、「附属池田小児童殺傷事件からの教訓～子どもの安全を守るために～」と題して御講演をいただきました。
続いてのパネルディスカッションでは、「地域における犯罪被害者等支援～自治体と関係機関・団体との連携によるきめ細やかな支援の実現を目指して～」をテーマとして、様々なお立場から御議論をいただきました。
御参加いただいた皆様はどのような感想をお持ちになったでしょうか。
基調講演とパネルディスカッションのいずれにおいても、時間に限りのある中で大変に実りあるお話をいただきました。
犯罪の被害に遭った方々やその御家族の声に耳を傾け、そのお一人お一人に寄り添ったきめ細やかな支援が必要なことを改めて実感するとともに、政府、地方公共団体及び関係機関・団体がより一層、相互に連携を図ることが重要であると御示唆いただいたと感じております。
御登壇いただいた皆様には、改めて感謝申し上げます。
また、今年度の犯罪被害者等施策を推進していくに当たって選定された「支えあい 勇気を出して 私から」という標語にもありますとおり、このイベントを契機として、犯罪の被害に遭われた方々やその御家族に寄り添い、支えあいの絆を広げ、社会全体で被害者の方などを支える気運を高めていく、ひとりひとりが、その一端を担っていただきますよう、心からお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
本日はありがとうございました。
