第3章 組織犯罪対策

3 銃器情勢とその対策

(1)銃器情勢

令和2年中は、銃器発砲事件が17件発生し、このうち、暴力団等によるとみられる事件が繁華街や住宅街において14件発生している。

 
図表3-11 銃器発砲事件の発生状況の推移(平成23年~令和2年)
図表3-11 銃器発砲事件の発生状況の推移(平成23年~令和2年)
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図表3-12 銃器発砲事件による死傷者数の推移(平成23年~令和2年)
図表3-12 銃器発砲事件による死傷者数の推移(平成23年~令和2年)
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(2)銃器対策

拳銃の押収丁数の推移は、図表3-13のとおりである。近年、押収丁数全体及び暴力団からの押収丁数(注)は、増減を繰り返しながら、ほぼ横ばいで推移している。

銃器に対する厳しい規制は、我が国の良好な治安の根幹を支えるものであるところ、警察では、暴力団等の犯罪組織が所持・管理する銃器の摘発に重点を置いた取締りを行うとともに、関係機関と連携した活動等により、銃器犯罪の根絶と違法銃器の排除を広く国民に呼び掛け、国民の理解と協力の確保に努めるなど、総合的な銃器対策を推進している。

注:暴力団が管理している拳銃と認められるものの押収丁数

 
図表3-13 拳銃押収丁数の推移(平成23年~令和2年)
図表3-13 拳銃押収丁数の推移(平成23年~令和2年)
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