第5章 安全かつ快適な交通の確保

第5章 安全かつ快適な交通の確保

第1節 交通事故情勢

交通事故による死者数(注)(以下単に「死者数」という。)は、平成4年以降減少傾向にあるが、近年では、高齢者人口の増加等を背景として、死者数の減少幅が縮小する傾向にある。このような交通事故情勢の下、28年度から32年度までを計画期間とする第10次交通安全基本計画において掲げられた、32年までに「24時間死者数を2,500人以下とし、世界一安全な道路交通を実現する」、「死傷者数を50万人以下にする」という目標を達成するため、警察では、関係機関・団体等と連携し、各種交通事故防止対策を一層推進していくこととしている。

注:交通事故発生から24時間以内の死者数



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