第5章 安全かつ快適な交通の確保 

(3)地域の特性に応じた交通安全対策の推進

 警察では,徒歩や自転車で通学する児童や生徒の多い地域,高齢者や身体障害者が利用する施設の周辺地域,歩行者で賑わう商店街等がある地域等において,通過交通量の減少,走行速度の低下等を目的とした交通規制を行ったり,高齢者,身体障害者等が利用しやすい信号機,道路標識等を整備したりするなど,それぞれの地域の特性に着目した交通安全対策を推進している。平成15年度からは,道路管理者と連携し,歩行者等が交通事故の危険にさらされることなく,安心して生活できる生活環境を創出するため,全国で「あんしん歩行エリア」を整備していくこととしている(図5-22)。

 
図5-22「あんしん歩行エリア」整備イメージ

図5-22「あんしん歩行エリア」整備イメージ

 

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