自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~

 自転車は、道路交通法では軽車両に位置付けられており、「車のなかま」です。
 道路を通行するときは、「車」として、交通ルールを遵守するとともに交通マナーを実践するなど安全運転を心掛けましょう。
 また、車の運転者も歩行者も自転車のルールを知って、お互いを思いやり、安全を心掛けましょう。 

事故等の状況

自転車関連事故の推移と特徴等

 自転車関連事故件数の推移
 平成29年中の自転車関連事故(自転車が第一当事者又は第二当事者となった交通事故をいいます。)の件数は、90,407件で前年より430件減少しました。
 自転車関連事故の件数は減少傾向にありますが、全交通事故に占める構成比は約20%前後で横ばい傾向が続いており、平成29年は構成比が前年と比較して増加しました。
自転車関連事故の特徴 
 自転車関連事故の相手当事者は、その約84%が自動車で最も多くなっています。
 自転車と自動車の事故のうち、出会い頭衝突による事故が約54%で最も多く発生しており、このような事故では自転車側にも安全不確認や一時不停止等の違反が多く見受けられます。

自転車関連事故の状況
自転車運転者に対する指導取締り状況
 警察では、自転車指導啓発重点地区・路線を中心に、自転車運転者の信号無視や一時不停止等に対し、指導警告を行うとともに、悪質・危険な交通違反に対しては検挙措置を講ずるなど、厳正に対処しています。
 平成29年中は、約155万件の指導警告票を交付し、約1万4千件の交通違反を検挙しました。
自転車の交通指導取締り状況

交通ルール

自転車安全利用五則(平成19年7月10日交通対策本部決定より)

1.自転車は、車道が原則、歩道は例外
 道路交通法上、自転車は軽車両と位置付けられています。
 したがって車道と歩道の区別があるところは車道通行が原則です。

2.車道は左側を通行
 自転車は、道路の左側に寄って通行しなければなりません。

3.歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
 歩道を通行する場合は、車道寄りの部分を徐行しなければなりません。
 歩行者の通行を妨げるような場合は一時停止しなければなりません。

4.安全ルールを守る。
  ○ 飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
  
  ○ 夜間はライト点灯
  ○ 交差点での信号遵守と一時停止・安全確認

5.子どもはヘルメットを着用
 幼児・児童を保護する責任のある方は、幼児を幼児用座席に乗せるときや幼児・児童が自転車を運転するときは、幼児・児童に乗車用ヘルメットをかぶらせるようにしましょう。
 

自転車に係る主な交通ルール

  自転車安全利用五則は、自転車に乗るときに守るべきルールのうち、特に重要なものを取り上げていますが、自転車については、このほかにも様々な交通ルールがあります。
  ここでは、自転車に係る交通ルールについて根拠規定をイラストとともに紹介しています。
  是非確認してみてください。・・・・自転車に係る主な交通ルール

自転車の安全利用について

損害賠償責任保険等に加入しましょう。

  平成29年中の自転車と歩行者の事故により、
歩行者が死亡又は重傷となった事故のうち、損害賠償責任保険等の加入が確認された自転車運転者は約60%にとどまりました。
   交通ルールを遵守して事故を起こさないようにするのはもちろんですが、それでもあなたやあなたの家族が交通事故を起こしてしまう可能性はあります。
  自転車による交通事故でも、自転車の運転者に多額の損害賠償責任が生じるおそれがありますので、生じた損害を賠償するための保険等に加入するようにしましょう。
 

乗車用ヘルメットを着用しましょう。

  平成29年中の自転車乗用中の負傷者の人身損傷主部位は、脚部、胸部である場合が多く、自転車乗用中の死者は頭部損傷によるものが多くなっています。

  自転車乗用中の乗車用ヘルメット非着用時の死傷者に占める死者の割合(致死率)は着用時に比べて約3.3倍高くなっており、頭部損傷が重大な事故につながりやすいことが確認されました。
  幼児・児童に自転車を運転又は同乗させるときは、ヘルメットの着用を徹底してください。また、他の自転車利用者、特に中学生、高校生や高齢者はヘルメットをかぶるようにしましょう。
 

保護者の方へ

お子さんの自転車の安全利用のために

  平成29年中の自転車乗用中の負傷者は約8万9千人であり、そのうち13歳未満の子供は約7千5百人(構成比8.4%)となっています。
  こちらでは、お子様の自転車の安全利用のために、保護者に気を付けていただきたいこと掲載しました。
 
歩道を通るときは、歩行者優先で!  
  道路標識がある場合や、車道の状況等に照らして車道の通行が危険な場合等は歩道を通ることができますが、歩道を通るときは、歩行者優先です。ゆっくり通行し、歩行者の邪魔になるときは一時停止するようにしましょう。
  また、普通自転車通行指定部分があるときはその部分を、それがない場合は中央から車道寄りの部分を通るようにしましょう。
 
 子供は歩道を通ることができます。ただし、歩行者優先は変わりません。
  自転車は車両の一種ですので、原則として車道を通ることとされていますが、13歳未満の子供は自転車を運転する場合、歩道を通ることができます。
  ただし、子供であっても、歩道を通るときは歩行者優先です。また、歩道上の通らなければならない場所も大人と一緒です。

子供にはヘルメットをかぶらせましょう。
  道路交通法では、幼児・児童を保護する責任のある者は、児童・幼児に自転車を運転又は同乗させるときはヘルメットをかぶらせるよう努めることとされています。
  子供の安全のためにヘルメットをかぶらせるようにしましょう。
  また、自転車乗用中の死傷者は、高校1、2年生(年齢では16歳)で多くなる傾向にあります。中・高校生のヘルメットの着用についても家族で促進してください。
損害賠償責任保険等への加入しましょう。
自転車と歩行者の事故は、若い自転車運転者によるものが多い傾向にあります。
万が一の事故に備え、家族全員で損害賠償責任保険等への加入するようにしましょう。

子供に、自転車のルールを教えてあげましょう。
 子供の安全のためにも、自転車を運転するときに守るべきルールを教えてあげてください。
 キッズコーナーには、自転車に関するルールやクイズを掲載していますので参考にしてください。

自転車運転者講習

自転車運転者講習制度

  平成27年6月1日から、交通の危険を生じさせるおそれのある一定の違反行為(危険行為)を反復して行った自転車の運転者に対し、自転車運転者講習を実施しています。

対象となる危険行為



自転車運転者講習の流れ

1 自転車運転者が危険行為を繰り返す
2 交通の危険防止のため、都道府県公安委員会が自転者運転者に講習を受けるように命令(受講命令)
3 講習の受講
  ●講習時間:3時間
  ●講習手数料:6,000円(標準額)
 ※ 受講命令に違反した場合・・・5万円以下の罰金

その他

交通安全教育用映像

※再生にはWindows Media Player等の映像再生ソフトが必要です。
※左の絵又は以下の文字(青)をクリックすると再生されます。
※ファイルサイズが大きいものとなっています。パソコンで視聴することをおすすめします。

交通の危険を知って安全運転~相手と自分の両方を守ろう~(平成29年度作成)

自転車のルールは相手も自分も守るため~自転車のルールと安全な乗り方~




交通ルールを守らないとこんなに危険です!~自転車を安全に利用するために~(平成26年度作成)

※注 本映像には、[正しい自転車の乗り方]の映像のうちの一部に乗車用ヘルメットを着用
  していない部分があります。 乗車用ヘルメットは自転車乗用中の事故における頭部の
  被害軽減に効果がありますので、自転車乗用中は着用するようにしましょう。
  【平成30年4月追記】

自転車用ヘルメットで大きな安心~ヘルメットが守る子供の未来~(平成25年度作成)

かぶろう!自転車ヘルメット(作成:大阪府警察本部交通部交通総務課)

リンク集

各都道府県警察における取組
警視庁~自転車安全教室~

政府インターネットテレビ:自転車運転者も責任が問われます 平成27年6月から自転車運転者講習制度がスタート

  政府広報オンライン(その一瞬が交通事故に!こんなに危険!運転中の「ながらスマホ」)