ニセ警察官にわいせつな行為を要求された事例
2025年10月24日(金)
警察官をかたり捜査名目で現金等をだまし取るとともに、
わいせつな行為を要求する手口発生を確認
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全国警察から警察庁に報告があったものは48件(発生時期は令和7年上半期)※未遂・相談事案を含む
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警察官を名乗り電話を架け、SNSのビデオ通話に誘導し、ニセの「警察手帳」「逮捕状」を示したりした上で「犯罪に加担していないことを証明するため」などとして金銭を要求するような言動をし、わいせつな行為を強要する性的な被害を伴う手口を確認
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「身体検査をしなければならない」などと告げて裸になることを要求
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被害者の裸を撮影した上で、「録音・録画をしている」「全国にばらまく」などと脅迫
【 Case1 】
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被害者の携帯電話に、「+○○~」から始まる番号(国際電話番号)で警察官を名乗る者から電話があり、「口座が犯罪に利用されている」「身の潔白を証明するために指定された口座に現金を送金する必要がある」等と言われ、指定された口座に現金を振り込む被害に遭った。
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その後、警察官を名乗る者とSNSのビデオ通話で「タトゥーが入っているか確認する」等と言われ、上半身裸の状態にさせられる性的な被害にも遭った。
【 Case2 】
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被害者の携帯電話に通信会社を名乗る者から電話があり、「携帯電話が利用停止になる」等と言われた。
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その後、警察官を名乗る者から「逮捕を免れるために金銭が必要」「 24時間監視する必要がある」等と伝えられた。
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被害者は、警察官を名乗る者の指示に従い、逮捕を免れるためという理由で通信アプリのビデオ通話機能を使用してトイレや入浴中も映像送信を継続させられる性的な被害に遭った。
警察はビデオ通話で裸になることを要求したり、入浴状況の映像送信を要求したりといったわいせつな行為を要求することはありません!