ニセの警察ウェブサイトに誘導する手口
2025年10月24日(金)
ニセのウェブサイトに誘導された事例
【 Case1 】
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兵庫県警の警察官を名乗る男が「詐欺事件の捜査」「口座売却への関与」「逮捕状の発行」などを口実に被害者をホテルに宿泊させ、家族との連絡を絶つように指示した。
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その後、男は「口座の識別番号確認」と称して、被害者に複数回にわたり合計200万円を自身の指定する口座に振り込ませた。
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入金後、被害者は別のLINEグループに招待され、別の「警察官を名乗る男」とビデオ通話をした際にURLと受理番号を伝えられた。
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そのURLをクリックすると「警視庁」と表示されたニセサイトにつながり、サイト内で、伝えられた受理番号を入力すると逮捕状のような書類が表示された。
(正規サイト)トップページ
(ニセサイト)トップページ
ニセサイトで「案件検索」を
クリックすると表示された画像
「案件番号」を入力すると表示
された被害者名の「逮捕状」
ニセサイトで「情報登録」を
クリックすると表示された画面
【 Case2 】
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警察庁交通局を名乗る、「高速道路料金や交通反則金が未納」というメールを受信し、メールに掲載されたリンクをクリックすると、クレジットカード情報等を入力させるニセサイトにつながった。
実際のメール文面(提供:愛知県警)
遷移先ページ(提供:愛知県警)