千葉県 |
掲載日:平成22年3月 |
米本南自治会防犯パトロール会
パトロールの強化、防犯セミナーの開催による空き巣被害の激減
■犯罪抑止につながった事例
日頃、閑静な我がまちも高齢化が進んでおり、空き巣被害や無言電話が頻発したときは不安な日々が続いた。そこで、八千代警察署との合同パトロールを実施するとともに、防犯アドバイザーを招いて、戸建て住宅の防犯診断を取り入れた防犯セミナーを開催した。さらに、日々の巡回パトロールを強化した結果、空き巣被害は激減し、平成20年2月には、市長・警察署長から「空き巣被害ゼロ連続200日達成」に対する表彰が行われた。今では、地域住民各人に「自分たちの地域を守ろう」とする意識が徐々にではあるが、広まりつつあると感じている。
■事例に関する参考事項
防犯パトロールに加え、地元の児童をあらゆる犯罪から守ることも大切であることから、平成20年2月に発生した「千葉の女子小学生殺人予告」の際には、教師、保護者、本会会員28名が協力して、児童の下校時に付き添い見守りパトロールを実施した。なお、巡回パトロール時には、すれ違った人と必ず一声挨拶を交わすなど、住民がお互い親近感を持つよう努めている。犯罪抑止には、「日々の住民の輪」が大切だと思っている。