岐阜県 |
掲載日:平成22年3月 |
3Sパトロール隊
住民パトロールで、自動車盗被害 減少!!
■犯罪抑止につながった事例
岐南町地内では、自治会長らが中心となり、「自分達でできることをやろう」とのスローガンのもと、街頭犯罪抑止、子どもに対する安全安心の確保、その他犯罪被害未然防止を目的として、平成17年に「3Sパトロール隊」が結成され、毎週金曜日夕方、犯罪の多発地域を重点とした防犯パトロール活動を実施しており、活動中に発見した無施錠車両には、メモ紙をワイパーにはさんで、注意を喚起するなどの防犯対策を行っている。これらの継続した活動の結果、平成19年7月から平成20年6月の1年は、岐南町地内の自動車盗被害が6件で前年比-10件(-62.5%)と激減し、刑法犯認知件数についても680件で前年比-69件(-9.2%)の減少傾向が見られた。
■事例に関する参考事項
活動にあたっては、警察署から提供される犯罪発生情報等を活用し、実態に即した時間帯、場所を選定してパトロールを展開したことから、より効果が上がったものと思われる。また、パトロール隊の構成員が新旧の自治会長であることから、住民からの活動に対する理解が得られやすく、警察からの防犯指導も素直に受け入れられた。今後も防犯ボランティア活動をするに当たり、さらなる警察、自治体等との連携の強化を図る。