石川県 |
掲載日:平成19年9月 |
輪島防犯協会
震災にも負けない防犯ボランティア
■犯罪抑止につながった事例
平成19年3月25日発生した能登半島地震で、輪島警察署の管内では、400棟以上の家屋が倒壊し、一時700人以上の住民が避難所生活を余儀なくされました。
また、倒壊家屋を物色する不審者が目撃されるなど、住民の不安が募る中、輪島防犯協会の青色回転灯装備車は、輪島警察署と連携し、積極的な防犯パトロールを実施しました。
その結果、震災に乗じた犯罪は、倒壊家屋から骨董のタンスを盗もうとした窃盗事件1件のみに抑えられました。
■事例に関する参考事項
警察署から不審者情報や参考情報について随時提供され、その情報を基に、効率よくパトロールすることができました。
住民からは、「自宅が倒壊したままずっと避難所生活をしていたので、泥棒に入られないか心配だったが、青色パトロールカーがよく走ってくれたので、本当に安心した」との声が多数寄せられました。