1 国民の理解の増進(基本法第20条関係)
トピックス 公共交通事故被害者等支援フォーラム
公共交通にとって、安全は最大の使命であり、事故を未然に防ぐことが最も重要ですが、万が一事故が発生した時は、被害者の心に寄り添い、その支援に万全を期す必要があります。
国土交通省においては、公共交通事業者の安全意識の更なる向上及び公共交通事故被害者等支援計画の策定促進を図ることを目的に、毎年、全国10か所程度で「公共交通事故被害者等支援フォーラム」を開催しております。フォーラムにおいては、公共交通事故被害者から経験をお話していただくほか、被害者を支援する心のケアの専門家や弁護士、公共交通事業者の被害者支援の取組例等について御講演いただくとともに、公共交通事故被害者支援室の業務内容を紹介し、公共交通事故被害者等支援計画の策定を働き掛けています。
参加した事業者からは、「被害者等支援計画の策定の必要性と、被害者側に寄り添った支援の必要性を十分認識した」、「『安全の最後の守り手は、意識しかない。』という被害者の言葉が心に残った」、「事故を発生させないよう、安全確保を第一に考えた事業運営の取組を引き続き進めたい」などといった感想が寄せられています。
