第4節 支援等のための体制整備への取組


(7) 脳死及び臓器移植に関する犯罪被害者等への配慮

厚生労働省において、臓器提供者(交通事故被害者を含む。)の家族(以下「ドナー家族」という。)に特有な心理的な問題などについて、「脳死下での臓器提供事例に係る検証会議」の下に設置された「ドナー家族の心情把握等作業班」により、ドナー家族の心情把握などの方法について検討してきた。

平成14年12月に第1回会議を開催してから20年3月までに計13回の作業班会議を開催した。19年度に、それまでの検討内容を踏まえ、ドナー家族からのヒアリングなどを実施し、ドナー家族の心情把握を行いその結果を報告書としてとりまとめたところであり、今後の臓器移植コーディネート業務の評価、改善などに活用していく。


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