第2節 精神的・身体的被害の回復・防止への取組


(12) 女性警察官等の配置
  警察庁において、性犯罪被害者が捜査の過程において受ける精神的負担を少しでも緩和するためには、性犯罪被害者の望む性別の警察官によって対応する必要があることなどから、警察本部や警察署の性犯罪捜査を担当する係への女性警察官などの配置を推進している。
  平成18年7月、全国性犯罪捜査指導官等会議を開催し、性犯罪指導係へのさらなる女性警察官の配置などを指示した。
  平成19年4月末現在、性犯罪事件において、性犯罪被害者から事情聴取などを行う性犯罪指定捜査員として指定された女性警察官は、全国の都道府県警察において5,459名である。


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