3.犯罪被害者等の実態

3-4.犯罪被害者等を取りまく人や組織、回復支援の実態について

(6)犯罪被害者等に必要な支援・配慮<「被害直後」と「半年程度経過後」>

問25/問26 事件後、あなたまたはご家族はどのような形での支援・配慮を必要としましたか、または現在必要としていますか。
「被害を受けた直後」と「被害を受けてある程度の期間(半年程度)経過した後」それぞれについて特に重要だと思うものを3つお答えください。(○は3つまで)

 犯罪被害者等は、事件直後は「相談相手」(32%)や「警察との対応」(28%)さらには「病院への付き添い」(22%)といった事件と直接関わる問題を対処する上での支援・配慮を必要とするのに対して、半年後となると「そっとしておいてもらうこと」(30%)、「日常的な話し相手」(22%)、「精神的な自立への励まし」(18%)といった事件と多少距離をおいて平穏な社会生活を始める上での支援・配慮を求めていることがわかる。

問25 犯罪被害者と家族に必要な支援・配慮 < 「被害直後」>
問26 犯罪被害者と家族に必要な支援・配慮 <「半年程度経過後>

図3-55:問25 犯罪被害者と家族に必要な支援・配慮 < 「被害直後」>  問26 犯罪被害者と家族に必要な支援・配慮 <「半年程度経過後>