「令和3年度犯罪被害者等支援に関する標語」の決定及び「犯罪被害者週間」広報啓発事業の開催について
令和3年10月7日
警察庁犯罪被害者等施策担当参事官室
警察庁では、犯罪被害者等が置かれている状況などについて、国民の皆様の理解を深めるため、毎年、11月25日から12月1日までを「犯罪被害者週間」として、広報啓発事業を実施しています。今年度使用する「標語」及び広報啓発事業の開催について、お知らせします。
「令和3年度犯罪被害者等支援に関する標語」の決定について
概要
犯罪被害者等の置かれている状況や、犯罪被害者等に対する支援の大切さなどを分かりやすく簡潔に表現した標語を募集したところ、計5,224点の作品の応募をいただきました。
審査結果
次のとおり今年度の標語を決定しました。今後、犯罪被害者週間のポスター等に使用するほか、各種広報啓発活動に使用します。
最優秀賞
標語 「とどけよう やさしいこころ おもいやり」
作者 西頭 杏奈(さいとう あんな)さん 小学4年生 福岡県
作品コンセプト
犯罪にあって冷たくなってしまった被害者の気持ちを優しい心と思いやりで温かくしてあげられるといいなという気持ちで作りました。
表彰等について
12月1日(水)に開催する「犯罪被害者週間」中央イベントにおいて、国家公安委員会委員長表彰を行う予定です。
「犯罪被害者週間」広報啓発事業の開催について
国民の皆様に犯罪等による被害について考えていただく機会として、フォーラムを全国2か所で開催します。
- 中央イベント 12月1日(水) 中央区立日本橋公会堂
- 地方イベント
新潟大会 11月27日(土) 新潟ユニゾンプラザ
- 参加費は無料です。参加申込みは、「犯罪被害者週間」広報啓発事業を御覧ください
中央イベント
- 日時:12月1日(水) 13:30~16:30
- 会場:中央区立日本橋公会堂
東京都中央区日本橋蛎殻町1-31-1 - 主催:警察庁
- プログラム概要
1.表彰式
・犯罪被害者等支援に関する標語 国家公安委員会委員長表彰
・「大切な命を守る」全国中学・高校生作文コンクール
国家公安委員会委員長表彰、文部科学大臣表彰
2.トークセッション 「被害者支援を知ろう」
タレントの中川翔子氏と警察庁担当者による対談
3.基調講演 「犯罪被害者が前に進むために~突然の犯罪被害、衝撃と絶望の中で
様々な対応に追われた日々を振り返って~」
澤田 美代子 氏(犯罪被害者御遺族)
4.パネルディスカッション 「被害者支援はどこまで進んだか」
コーディネーター
伊藤 冨士江 氏(上智大学総合人間科学部社会福祉学科客員研究員・元教授)
パネリスト
澤田 美代子 氏(基調講演者)
伊東 秀彦 氏(弁護士、千葉県弁護士会副会長)
奥田 暁宏 氏(警視庁総務部企画課犯罪被害者支援室警部・警察庁指定広域
技能指導官)
乗木 亜子 氏(東京都総務局人権部被害者支援連携担当課長)
新潟大会
- 日時:11月27日(土) 13:30~16:30
- 会場:新潟ユニゾンプラザ
新潟県新潟市中央区上所2-2-2 - 主催:警察庁・新潟県・新潟県警察、公益社団法人にいがた被害者支援センター
- プログラム概要
1.表彰式
犯罪被害者等支援功労知事表彰
2.基調講演 「最愛の家族を突然失って~心から求めている支援とは~」
中曽根 えり子 氏(交通犯罪被害者御遺族、(公社)にいがた被害者支援
センター理事)
3.パネルディスカッション 「社会全体で支える犯罪被害者等支援
~私たちにできること~」
コーディネーター
丹羽 正夫 氏(新潟大学法学部教授、新潟県被害者支援連絡協議会顧問)
パネリスト
大花 真人 氏(弁護士、新潟県弁護士会犯罪被害者支援対策委員会委員長)
中曽根 えり子 氏(基調講演者)
伊勢 みずほ 氏(フリーアナウンサー)
白沢 知美 氏(新潟県県民生活・環境部県民生活課消費とくらしの安全室長)