目的
政府においては、犯罪被害者等基本法(平成16年12月成立)及び第2次犯罪被害者等基本計画(平成23年3月閣議決定)に基づき、犯罪被害者等施策の取組を進めているところである。これら施策の推進においては、国民の理解と配慮・協力が重要である。
しかしながら、犯罪被害者等の問題は、一部の人間に例外的に起こると捉えられがちであり、地域社会全体の理解・配慮及び協力を確保するためには、様々な分野・場面を活用した息の長い住民一人ひとりに届くよう着実に進める必要がある。
また、犯罪被害者等基本法(平成16年法律第161号)は、第20条において「国及び地方公共団体は、教育活動、広報活動等を通じて、犯罪被害者等が置かれている状況、犯罪被害者等の名誉又は生活の平穏への配慮の重要性等について国民の理解を深めるよう必要な施策を講ずるものとする。」旨規定している。
そこで、犯罪被害者等に対する国民の理解の増進を図り、犯罪被害者等に対して適切な配慮や支援がなされる社会づくりを推進するため、国・地方公共団体・関係機関等の連携の下、犯罪被害者週間にあわせて実施するものである。
主催
内閣府、島根県、島根県警察本部
日時
平成25年11月8日(金)13:30~16:00
場所
島根県民会館 中ホール (島根県松江市殿町158番地)
プログラム *敬称略
時間 | 内容 | 講演者(肩書き) |
---|---|---|
13:30 | 主催者挨拶 | 池田暁子(内閣府犯罪被害者等施策推進室参事官) 溝口善兵衛(島根県知事) 福田正信(島根県警察本部長) |
13:45 | 基調講演 「闇サイト殺人事件の被害者遺族となって」 |
磯谷富美子(殺人事件被害者遺族の会「宙の会」幹事) |
14:45 | 休憩 | |
14:55 | パネルディスカッション テーマ:「犯罪被害者支援の現状と課題」 |
コーディネーター: 桐山香代子(岸田法律事務所所属、島根県弁護士会犯罪被害者対策委員会委員長) パネリスト: 磯谷富美子(闇サイト殺人事件被害者遺族、殺人事件被害者遺族の会「宙の会」幹事) 富田博子(島根県臨床心理士会会員、島根県警察スーパーアドバイザー) 河津和彦(「子ども・女性みまもり運動」参加事業者、「山陰やさい家族」代表) 青木美奈子(「浜田を明るく照らし隊」島根県立大学学生メンバー) |
16:00 | 閉会 |
展示コーナー
島根県内の犯罪被害者等支援団体や関係機関等の取組を紹介するパネル展示、パンフレット等の配布を実施。
出展団体
島根県/島根県警察本部/一般社団法人島根被害者サポートセンター
参加者数
266名
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