第3章 サイバー空間の安全の確保

2 インターネットバンキングに係る不正送金事犯の情勢

令和4年におけるインターネットバンキングに係る不正送金事犯の発生件数は1,136件、被害額は約15億2,000万円と、前年に比べて増加した。その被害の多くは、金融機関等を装ったフィッシング(注)によるものと考えられる。

注:銀行等の実在する企業を装って電子メールを送り、その企業のウェブサイトにみせかけて作成した偽のウェブサイト(フィッシングサイト)を受信者が閲覧するよう誘導し、当該サイトでクレジットカード番号や識別符号を入力させて金融情報や個人情報を不正に入手する行為

 
図表3-2 インターネットバンキングに係る不正送金事犯の発生件数の推移(平成30年~令和4年)
図表3-2 インターネットバンキングに係る不正送金事犯の発生件数の推移(平成30年~令和4年)
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図表3-3 インターネットバンキングに係る不正送金事犯の被害額の推移(平成30年~令和4年)
図表3-3 インターネットバンキングに係る不正送金事犯の被害額の推移(平成30年~令和4年)
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