第6章 安全かつ快適な交通の確保 |
事例1
平成15年3月に発生した死亡ひき逃げ事件について、初動の現場鑑識で発見したごま粒大の塗膜片から加害車両の車種を割り出し、被疑者を特定した。さらに、衝突後、被害者を車底に巻き込み、数百メートル走行したという被疑者の運転行動から被疑者の殺意を立証し、15年4月に殺人罪、道路交通法違反(救護措置義務違反)等で検挙した(大阪)。 |
事例2
15年11月に発生した死亡ひき逃げ事件について、衝突箇所から約50メートル離れた場所に遺留された約10センチメートル大のプラスティック片から加害車両の車種を特定し、15年12月に業務上過失致死罪及び道路交通法違反(救護措置義務違反)で検挙した(警視庁)。 |
12 適正かつ科学的な交通事故事件捜査 |
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