第1章 地域社会との連帯 |
事例1
広島市の流川・薬研堀地区では、違法広告物が氾濫し、街頭での客引き行為が横行するなど、風俗環境が悪化していたことから、平成15年5月、地区町内会、社交飲食店組合、区役所等の関係者から成る「広島市中央部安全・快適な街づくり協議会」を組織し、毎月1回、歓楽街の合同パトロールを実施している。また、街頭での客引き行為や喧嘩を防止するため、防犯カメラを設置し、地区内の犯罪の発生を減少させた。 |
事例2
環境監視モニターとして委嘱された男性が、山中にタマネギ屑が大量に投棄され、異臭を放っているのを発見し、警察に通報した。この通報に基づき、警察官がパトロールを強化していたところ、現場付近で、荷台にタマネギ屑の入ったプラスチックコンテナ20数個を載せた貨物自動車を発見し、15年5月までに、関係者2人を廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反で検挙した(兵庫)。 |
第2節 治安回復に向けた地域社会との協働 |
前の項目に戻る | 次の項目に進む |