UTMSサブシステム

光ビーコン

投受光器と制御機から構成され、走行車両のカーナビゲーション装置と双方向通信機能を持ち、UTMSの各サブシステムと連携し、交通管理の最適化を図ります。

光ビーコンの写真
 

TSPS(Traffic Signal Prediction Systems)
信号情報活用運転支援システム

運転者に対して、信号灯火に関する情報を事前に提供することで、ゆとりある運転を促し、急停止・急発進に伴う事故の防止等を図るシステムです。

TSPSの写真
 

PTPS(Public Transportation Priority Systems)
公共車両優先システム

優先信号制御により、バス運行の定時性を確保するなど、公共交通機関の利便性向上を目的としているシステムです。

PTPSの写真
 

PICS(Pedestrian Information and Communication Systems)
歩行者等支援情報通信システム

高齢者や障害者などの歩行者に、交差点名称や歩行者用信号機の状況を音声で提供し、安全に交差点の横断を支援するシステムです。

令和2年度から運用開始した高度化PICSは、Bluetoothを活用し、スマートフォン等に対して歩行者用信号情報を送信するとともに、スマートフォン等の操作により青信号の延長を可能とするシステムです。

 

高度化PICSが整備されている交差点

全国の都道府県警察本部にて、高度化PICSを整備した交差点について掲載しています。

なお、最新情報については、都道府県警察にお問い合わせください。

PICSの写真

 

DSSS(Driving Safety Support Systems)
安全運転支援システム

運転者からは見えにくい周辺の交通状況等を視覚・聴覚情報により提供することで、危険要因に対する注意を促し、ゆとりをもった運転ができる環境を作り出すことにより、交通事故の防止を図るシステムです。

dsssの写真

※ 光ビーコンを活用したDSSSの運用終了について
   なお、ITS無線路側機を活用したDSSSについては、引き続き運用します。

 

FAST(FAST emergency vehicle preemption systems)
現場急行支援システム

緊急車両に対して経路等に関する情報を伝達するとともに、優先信号制御を行うことで、現場急行における時間短縮と、緊急走行を起因とする交通事故防止を図るシステムです。

FASTの写真

AMIS(Advanced Mobile Information Systems)
交通情報提供システム

運転者に渋滞、事故、所要時間等の交通情報を様々なメディアを通じて提供することにより、交通流の分散を促し、交通の円滑化を図るシステムです。

カーナビゲーション装置に交通情報をリアルタイムで提供するVICS(道路交通情報通信システム)もその一環です。

AMISの写真

HELP(Help systems for Emergency Life saving and Public satety)
緊急通報システム

運転中の事故や緊急事態発生時、自動又は手動により自動車(携帯)電話等のネットワークを通じて専用のオペレーションセンターに位置情報等が伝送され、警察や救援機関への手配を行うシステムです。HELPの写真
 接続機関における自動車からの緊急通報の取扱いに関するガイドライン
 接続機関における自動車からの緊急通報の取扱いに関するガイドライン(32KB)(2018年5月11日)

 

MOCS(Mobile Operation Control Systems)
車両運行管理システム

バス・タクシーやトラックの走行位置情報などを運行管理者に提供することにより、効率的な運行を支援し、交通の円滑化を図ります。

MOCSの写真

EPMS(Environmental Protection Management Systems)
交通公害低減システム

大気汚染や気象などの状況を考慮した交通情報提供や信号制御を行うことにより、排ガス、騒音等の交通公害を低減し、環境保護を図ります。

EPMSの写真