令和8年2月末における特殊詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)
2026年4月20日(月)
警察庁では、深刻化する特殊詐欺被害の全体像や、近年急増している手口の実態を国民の皆様により分かりやすくお伝えするため、手口の分類を改めました。本ページでは、新たな基準に基づく令和8年2月末時点の被害状況をお知らせします。
令和8年からの「特殊詐欺」分類の変更点について
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令和8年より、以下の分類を整理し、これらを総称して「特殊詐欺」と呼称することといたしました。
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「ニセ警察詐欺」の独立
被害が急増している「ニセ警察詐欺」を、これまでの分類から独立した一つの手口として位置付けました。
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SNS型投資・ロマンス詐欺の統合
近年被害が急増している「SNS型投資詐欺」「SNS型ロマンス詐欺」を、特殊詐欺の一手口として位置付けました。
令和8年2月末時点の被害状況(暫定値)
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特殊詐欺全体の被害額は、593.8億円にのぼり、前年同期と比較して+269.0億円と極めて大幅な増加を記録しています。特に、SNSを入り口とする投資詐欺や、ニセ警察詐欺(警察官等をかたる手口)での被害額が突出しています。
全体の認知件数・被害額
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認知件数 6,851件
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被害額 593.8億円(前年比 +269.0億円)
主要な手口別の被害状況
特に警戒が必要な手口の発生状況は以下の通りです。
| 手口 | 認知件数(前年同期比) | 被害額(前年同期比) |
|---|---|---|
| SNS型投資詐欺 | 2,087件(+1,395件) | 289.3億円(+214.4億円) |
| SNS型ロマンス詐欺 | 903件(+186件) | 89.5億円(+10.5億円) |
| ニセ警察詐欺 | 1,387件(+348件) | 135.3億円(+29.0億円) |
その他の手口の状況
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オレオレ詐欺
認知件数 456件(前年同期比 -79件)/ 被害額 19.0億円(前年同期比 -1.7億円)
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架空料金請求詐欺
認知件数 925件(前年同期比 -133件)/ 被害額 30.0億円(前年同期比 +5.5億円)
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還付金詐欺
認知件数 335件(前年同期比 -198件)/ 被害額 7.1億円(前年同期比 -2.4億円)
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キャッシュカード詐欺盗
認知件数 228件(前年同期比 +69件)/ 被害額 2.3億円(前年同期比 +0.4億円)
お願い
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前年と比べ、SNS型投資詐欺の被害額が214.4億円増加するなど、1件あたりの被害が非常に高額化しています。また、警察官等を装い「口座が犯罪に利用されてる」と不安を煽るニセ警察詐欺も急増しており、手口はより巧妙になっています。「自分だけは騙されない」という思い込みは危険です。
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SNSでの投資話は、相手が著名人であっても、まずは詐欺を疑ってください。
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警察官がSNSで連絡したり、ビデオ通話を利用することは絶対にありません。ご注意ください。