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令和7年5月末における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)

2025年7月2日(水)

特殊詐欺の概要について(令和7年5月末時点)

令和7年5月末の認知件数・被害額は前年同期比で大幅増加
・認知件数10,905件(+3,501件)、被害額492.4億円(+307.6億円)で過去最悪だった前年を同期比で大幅に上回る

令和7年5月中の認知件数・被害額は極めて深刻な情勢
・5月単月の認知件数2,264件、被害額100.6億円と前月比では減少するも高止まり状態

主な要因

警察官等をかたり捜査(優先調査)名目で現金等をだましとる手口による被害が顕著

認知件数は特殊詐欺全体の約35%
・令和7年5月末時点の認知件数は3,816件と特殊詐欺の認知件数(10,905件)の約35%
・被害は幅広い年代にわたるが、令和7年5月末時点の認知件数をみると30歳代が768件と最多、次いで20歳代が703件
・30歳代・20歳代は、ほぼ全て携帯電話への架電
・通信会社などをかたる自動音声ガイダンス(「2時間後からこの電話は使えなくなる」など)を利用した被害も発生しており、犯人側が自動発信機能等を利用して大量に架電している実態もうかがわれる

被害額は特殊詐欺全体の約64%
・令和7年5月末時点の被害額は316.1億円と特殊詐欺の被害額(492.4億円)の約64%
・令和7年5月末時点の被害額をみると、40歳代以上の既遂1件当たりの被害額が1,000万円を超えており高額化
・令和7年5月末時点の交付形態別被害額をみると、インターネット・バンキングが139.1億円と警察官等をかたる捜査(優先調査)名目全体の約44%を占め、被害高額化の一因

SNS型投資詐欺の概要について(令和7年5月末時点)

令和7年5月末の認知件数・被害額は厳しい情勢
・認知件数2,260件(-805件)、被害額271.9億円(-156.2億円)

認知件数・被害額ともに3か月連続で増加
・5月単月の認知件数588件、被害額83.2億円と3か月連続で増加

「当初接触ツール」は、「Instagram」が最多
・「Instagram」が約2割強、次いで「LINE」が約1割強でそれぞれ増加傾向

「当初接触手段」は、「ダイレクトメッセージ」が最多
・「ダイレクトメッセージ」が約5割弱と半数近くを占め、次いで「バナー等広告」が約3割弱

SNS型ロマンス詐欺の概要について(令和7年5月末時点)

令和7年5月末の認知件数・被害額は前年同期比で大幅増加
・認知件数2,010件(+839件)、被害額193.9億円(+72.6億円)

令和7年5月中の被害額は増加に転じる
・本年2月以降被害額は減少していたが、令和7年5月中の被害額は40.6億円と増加に転じて2月に次いで多額(1月33.1億円、2月45.9億円、3月38.9億円、4月35.5億円)

「当初接触ツール」は、「マッチングアプリ」が最多
・「マッチングアプリ」が約3割強で依然として多く、次いで「Instagram」が約2割強で増加傾向

「当初接触手段」は、「ダイレクトメッセージ」が最多
・令和7年中は「ダイレクトメッセージ」が約9割強

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