ビデオ通話を悪用した“偽警察官・検察官”の詐欺に注意!!
2025年4月28日(月)
警察官等をかたる犯人が、ビデオ通話を悪用する詐欺の手口を確認
警察官・検察官が突然スマホにビデオ通話をすることはありません!!
概要
近年、電話やビデオ通話を用いて、警察官や検察官を名乗り、信用させた上で金銭や個人情報をだまし取る詐欺の手口が確認されています。
犯人は、パソコンやスマートフォンのビデオ通話を利用して制服姿や身分証の提示を行い、あたかも“本物の捜査員”のように見せかけて被害者を信用させます。
このような手口は全国的に多くみられており、警察では注意を呼びかけています。
犯人からのビデオ通話(約1分間)
ある男性のもとに、“警察官を名乗る人物”から「あなたの口座が犯罪に利用されている可能性がある」と電話がありました。
さらに後日、今度は“大阪地検特捜部の検察官”を名乗る人物からビデオ通話があり、画面越しに身分証らしきものを提示されました。
その人物はビデオ通話の中で、あたかも本物の検察官であるかのように振る舞っており、男性はその人物を信用してしまい、最終的に現金をだまし取られるという被害にあってしまったのです。
注意点
現在、警察官や検察官を名乗る人物が、電話やビデオ通話を利用して接触し、金銭や個人情報をだまし取る詐欺被害が多く発生しています。
最近では、警察官を名乗る男から突然電話があり、
〇
あなたの口座が犯罪に悪用されている
〇
スマホがもうすぐ使えなくなる
〇
あなたに逮捕状が出ている(別途令状様のものが送信される)
などと告げられるというケースも確認されています。
警察官や検察官が、個人のスマートフォンに突然ビデオ通話をかけることはありません!!
例え、ビデオ通話で身分証を提示されても絶対に信用せず、不審な電話やビデオ通話を受けた際は、一度電話を切って最寄りの警察署にご相談ください。