「ストップ!ATMでの携帯電話」運動について
2025年1月10日(金)
令和3年の特殊詐欺の認知件数は14,461件(+911件、+6.7%)と、前年に比べて増加したものの、被害額は278.1億円(-7.1億円、-2.5%)と減少しました。しかしながら、依然として高齢者を中心に被害が高い水準で発生しており、深刻な情勢にあります。
特に犯人が被害者をATMに誘導し、被害者に携帯電話で会話をさせながら振込操作をさせる手口の還付金詐欺は、認知件数4,001件(+2,197件、+121.8%)、被害額45.1億円(+20.2億円、+81.2%)と、いずれも増加しました。
そこで、還付金詐欺の被害を防止するため、警察庁と金融庁との連名により、一般社団法人全国銀行協会等に対し、「ATMでの携帯電話の通話は、しない、させないこと」を社会の常識として定着させることを目的とした「ストップ!ATMでの携帯電話」運動等について協力を求める依頼文を発出し、全国で展開しています。
