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「些細な『違和感』に気付けるのは、皆さんしかいません」
伍代夏子特別防犯支援官、和歌山県内の金融機関を激励​​​​​​​​​​​​​​​​

2024年11月19日

 「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺等の特殊詐欺に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に対策及び広報啓発活動を行っています。
 和歌山県内の金融機関が一丸となって、特殊詐欺被害ゼロを目指す「水際阻止出陣式」を開催し、伍代支援官が出席、激励しました。
 その後、紀陽銀行本店を訪問し、直接窓口行員に声をかけ激励を行いました。

イベントレポート

金融機関で一体となって、『詐欺を止める』ムーブメントを。

 出陣式では、まず金融機関協議会代表から特殊詐欺被害防止に向けた共同宣言が行われました。共同宣言を受けた伍代支援官は、
「特殊詐欺は悲惨な犯罪です。詐欺の犯人は電話やLINEを巧みに使って被害者を騙し、被害者は犯人を信じ込んで洗脳されてしまっています。そんなひとたちが被害に遭わないための最後の砦が、金融機関の皆さんなのです。
些細な『違和感』に気付けるのは皆さんしかいないのです。携帯電話で通話しながらATMを操作しているお客様はいないか、慌てた様子で大金を引き出そうとするお客様はいないか。小さな違和感でも勇気を出して声をかけてください。」
と、金融機関職員の役割の重要性を強調しました。

「県民の皆さんも、窓口の行員さんからの声掛けにご理解を!」

 さらに伍代支援官は、県民に向けたメッセージとして、
「金融機関での声掛けは、県民の皆さんの財産を守るためのものです。急いでいるときなどでも、行員さんからお声掛けされた場合は、詐欺防止のための取組とご理解いただき、協力をお願いします。」と呼びかけました。

銀行窓口の皆さんが、特殊詐欺被害を阻止する『最後の砦』。

 出陣式後、伍代支援官は紀陽銀行本店を訪問し、窓口行員との意見交換を行いました。行員からは、特殊詐欺が疑われる事案への対応経験や、声掛けの際の工夫、困難を感じた経験などが共有されました。
 伍代支援官は窓口行員に対し、「携帯電話で通話しながらATMを操作している人への声掛けの徹底」「特殊詐欺の疑いを感じた際の速やかな警察への通報」を改めて要請。そして「皆さんは特殊詐欺被害を阻止する最後の砦です。これからも一緒に詐欺被害防止のために頑張りましょう」と締めくくりました。

開催概要

  • 催事名:
    和歌山県金融防犯対策協議会「水際阻止出陣式」、紀陽銀行訪問
  • 実施日:2024年11月19日(火)
  • 実施会場:和歌山JAビル、紀陽銀行本店
  • 出席者:警察庁 特別防犯支援官 伍代夏子氏

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