第6章 安全かつ快適な交通の確保 

(4) 歩車分離式信号の運用

 信号交差点を横断中の歩行者が右左折する自動車と接触する事故を防止するためには、両者の進路が交わらないよう別の時間に進行させる信号表示方式を用いることが有効である。平成14年のモデル運用においても、交通事故発生件数は約4割減少し、歩車分離式信号の導入に賛成する利用者も7割を超えた。これを踏まえ、警察では、14年に歩車分離式信号の運用に関する指針を策定して、その計画的な導入を進めている。

 
歩車分離式信号(スクランブル方式)

歩車分離式信号(スクランブル方式)

 9 道路交通のバリアフリー化と歩行者等の安全通行権の確保

テキスト形式のファイルはこちら

前の項目に戻る     次の項目に進む