Mission

世界一の治安を支える理系のチカラ
治安の維持は、国の基本機能であり、社会、経済の発展の基礎、そしてあらゆる行政の基礎でもあります。警察庁は、日本の治安の維持を支える全国約30万人の警察組織の中枢官庁として、各種政策の立案に当たるとともに都道府県警察の指揮監督等を行っています。こうした警察庁の業務では、多くの理系職員の知恵と技術が生かされ、第一線の警察活動の支えとなっています。 警察庁の総合職技術系行政官として採用された職員は、警察における各種政策・取組を技術的な側面から企画し、実現していくため、日々業務に邁進しています。その活躍のフィールドは、深刻化するサイバー犯罪やサイバー攻撃への対処、第一線の警察活動を支える情報通信インフラの整備、犯罪捜査のための電子機器の解析、IT技術を活用した犯罪捜査・警察活動等の高度化、自動運転などの次世代交通を見据えた交通管制技術の高度化など様々あります。また、警察庁が擁する数千人規模の技術職員に関する組織運営も担っており、警察庁の技術政策の方針を決める上で重要な役割を果たしています。 このほか、第一線の警察活動を担う都道府県警察に幹部として出向し、現場における各種政策・取組を推進したり、「治安先進国日本」の警察として、ICPO(国際刑事警察機構)への出向や各種国際会議の主催・参加し、各国警察との協力や国際的な活動を行ったりするなど、幅広いキャリアパスを経験することとなります。

For the future

霞が関から日本の未来を考える
警察庁の総合職技術系行政官としての勤務では、都道府県警察や国際機関への出向もありますが、活躍のメインステージは「霞が関」となります。霞が関では、我が国における様々な政策課題について、日々活発に議論が交わされている中、警察庁においても、日本の未来を見据えた警察の在り方について議論し、多くの課題に取り組んでいます。 政策の実施に当たっては、法令などの規定(ルール)や制度の制定・改正も重要ですが、これと同等、またはそれ以上に重要となるのが、その実現方法です。IT技術をはじめとした科学技術の発達により、いまや政策の実施の多くに科学技術の活用が必要不可欠となっています。技術的な知見を基に、どのように政策を実現し、安全安心な日本の未来に近づいていくのか。そういった面白さとやりがいが、警察庁にはあります。 このほか、国の危機管理の中枢を担う警察庁では、「事態対処」も政策実施と並び重要な業務です。大規模災害や重大事件・事故が一たび発生すれば、関係都道府県警察から情報を集約し、必要な指示・調整を行うほか、官邸等の関係機関と連携するなど、多くの対応を迅速・的確に実施することとなります。ときに緊張感のある対応も生じますが、霞が関から日本の「いま」を守ることも、警察庁の業務のやりがいの一つです。

Message

  • 理系の方であれば、専攻は問いません。もとより、警察で取り扱わなければならない事象は広範であり、何か一つの専攻をもって対応できるものではありません。また、必要な知識を学ぶことは警察庁に入った後でも十分に間に合います。皆さんが働く期間は、これから30年以上あり、皆さんが今の専攻を学んでいた期間よりもずっと長いのです。必ずしも今の専攻にこだわらず、自分が持つ知識や経験、思考力、発想やひらめき、そのすべてを警察というフィールドで発揮してみてはどうでしょうか

  • 私たちは、ときには行政官として、あるいは指揮官としての役割を果たさなければなりません。行政官としての勤務では、行政の仕組みや関係法令を理解したり、関係省庁との調整や交渉を重ねたりしなければなりません。また、指揮官として勤務する際には、強いリーダーシップをもって組織を運営していくことも求められます。 こういった業務に専攻というものはなく、理系学生として培った知識や能力とは、また違った素養が必要となります。ですが、新たな経験を積み、多くの物事に積極的に挑戦していくことで、成長した自身の姿を発見することができるでしょう。

  • 警察庁では、人物本位の採用を行っています。実際、採用された職員の専攻は、機械、電気・電子、情報通信、建築、土木などの工学専攻のほか、理学、農学、薬学など幅広いものとなります。 大切なことは、日本の安全安心を守りたいという気持ち。得意とする理系のチカラを活かして、警察活動を支え、より良いものに変えていく。こういった私たちのミッションに共感し、理系として培った知見を警察行政に遺憾なく発揮できる方を、私たちは待ち望んでいます。