子どもを犯罪被害から守るための取組として、警察庁では、文部科学省及び経済産業省とともに、(社)全国防犯協会連合会、(社)日本PTA全国協議会及び(財)電池工業会の協力を得て策定した性能基準(注)に適合する防犯ブザーの普及促進に努めています。最近では、子どもへの防犯ブザーの配布等の取組も進められているところであり、子どもに防犯ブザーを携帯させておられるご家庭も増加しているところです。
他方で、このような取組の実効性を確保し、子どもを犯罪被害から守るためには、周囲の大人が防犯ブザーの音に気付いてあげることが重要です。性能基準では、防犯ブザーの音色についても一定の基準を定めているところであり、これに適合する防犯ブザーのサンプル音は、下の「サンプル音1」、「サンプル音2」をクリックすることにより、お聞きになることができます。是非、サンプル音をお聞きの上、助けを求める子どもの声をキャッチしてあげてください。
子どもを犯罪被害から守るためには、地域社会が一体となった取組が重要です。子どもを犯罪被害から守るための取組に、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
(防犯ブザーの音再生時の注意事項)
・ ご使用の環境により、非常に大きな音が鳴る場合があります。サンプルのブザー音を再生する際には、ボリュームを小さくし、徐々に大きくしてください。
・ ブザー音のサンプルはWEB用に最適化されているため、実際のものとは異なる場合があります。
・ ブザー音のサンプルはMP3ファイルで作成されています。Windows
Media Player,Real Pleyer,Quick Time 等のソフトウェアで再生することができます。
(注) 防犯ブザーの性能基準の主な内容(平成18年11月30日策定)
○ 音色:高い周波数と低い周波数を繰り返す変動周期を持つこと。
○ 音量:85dB以上とすること。
○ 連続吹鳴時間:連続して吹鳴させた場合に、表示音量の90%以上の音量が20分間以上保てること。
○ 操作性:引き紐あるいは押しボタン等の操作は児童が容易に操作できること。