地域安全安心ステーション事業
沖縄県 |
読谷村宇座防犯パトロール隊 |
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構成員読谷村宇座区住民 結成の経緯読谷村字宇座区の海岸線である残波岬一帯における車上ねらい等犯罪の多発から、平成16年10月、嘉手納警察署と嘉手納地区防犯協会が読谷村字宇座区長に地域住民のボランティア活動の実施を呼びかけ、宇座区の有志会において、宇座区長以下10名の賛同を得て、平成16年11月「読谷村宇座防犯パトロール隊」を結成。 活動の目的社会情勢の変化に伴い多発する各種事案の防止活動を推進し、平穏な地域社会の確立に寄与することを目的としている。 |
活動の内容犯罪多発時は月4回、その他は月2回程度、金曜日の午後2時ころから3時までの間、約10名で徒歩による宇座区内の防犯パトロール及び午後6時から7時ころまでは青年会4名で車両による防犯パトロール活動を実施、街頭における児童生徒を守る活動のほか、青色回転灯装備車両を活用した防犯パトロールを実施。 【活動に必要な物】 活動用防犯ジャケット、帽子、防犯パトロールステッカーなど |
活動上の問題点・解消方法
結成当初は、パトロール参加者も少なかったが、平成18年4月「地域安全安心ステーション」事業に指定されてからは、統一ジャンバー、帽子等を着用し、警察との合同パトロール等で地域住民に理解されるようになった。また、同活動は、他自治会にも周知され、活動の模範となっている。
関係機関・団体との連携方法
嘉手納警察署・瀬名波駐在所からの犯罪情報の提供や防犯パトロール活動要領、注意点等の教示 を受けているほか、瀬名波駐在所員との合同パトロールの実施及び情報交換等により、警察との連携を図っている。また、嘉手納地区防犯協会から防犯パトロールステッカー等の支援や自主防犯ボランティア会議等へ参加などによる情報提供を受けている。
活動上の配慮事項
宇座地域は無施錠による空き巣、車上ねらいの被害が多かったことから、被害にあわないために施錠の心構えを地域住民に呼びかけることを中心に活動しており、また、老人会等を活用することでパトロール参加者を確保でき、継続的な活動ができるよう配意している。
参考
宇座地域を管轄する瀬名波駐在所管内の平成18年中の窃盗犯認知件数は36件で、前年に比べ28件(78%)と大幅に減少、中でも侵入盗の発生が22件から10件、車上ねらいは17件から8件に半減した。同パトロール隊の活動により、他の自治会もパトロール隊結成の輪が広がりつつある。
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