地域安全安心ステーション事業
徳島県 |
牟岐町地域の子どもを見守り隊 |
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構成員牟岐町老人クラブ連合会会員 結成の経緯全国的に子どもが誘拐・連れ去り等犯罪被害にあう事件が多発し、どの地域にでも起こりうる犯罪であることに危機感をもった「牟岐町老人クラブ連合会」では、自分たちで地域の子どもを見守ろうという気運が高まり、警察・役場・小学校に働きかけ、平成18年1月10日「牟岐町地域の子どもを見守り隊」を結成し、学校のある日は毎日悪天候時も休むことなく、熱心に活動を続けている。 活動の目的子どもを狙った犯罪を抑止するとともに、高齢者の社会参加活動を推進するため |
活動の内容牟岐町内14地区において、小学校登校日には必ず登下校の時間帯(平日7:30~8:00、15:00~16:30)に、活動用ジャンパー・帽子等を着用した隊員が、通学路で立哨活動及びあいさつ運動を実施している。 【活動に必要な物】 活動用ジャンパー、帽子、たすき、腕章、誘導旗、のぼり |
活動上の問題点・解消方法
活動開始当時は、学校との連絡がうまくいかず、子どもが下校する時間帯と隊員の活動時間帯にずれがあったが、学校との連携を密にして、学校行事予定及び下校予定時間一覧表を毎月提出してもらったため、活動時間帯に無駄がなくなった。
関係機関・団体との連携方法
・少年警察ボランティア、牟岐町青少年健全育成センター職員等と合同活動の実施
・海部郡防犯連合会から活動用ジャンパーの配布
・地域安全ニュースへ活動事例紹介の掲載
・牟岐警察署から犯罪情報の提供及び防犯講習会への参加
活動上の配慮事項
隊員は、高齢者ばかりなので、「今の自分たちにできること」という前提のもと、隊員の負担を考えて新しい活動を取り入れず、健康管理と交通事故防止に留意して、地道に立哨活動及びあいさつ運動を実施している。
参考
活動をとおして、目立つ服装で活動する隊員の目が犯罪の抑止につながっており、また子どもたちも、積極的にあいさつができるようになったことや、隊員にとっても子どもたちとのふれあいが生きがいになっている等の効果がみられる。
また、新聞で活動が再三取り上げられたことから、住民にも活動内容が周知され、少しずつ自主防犯活動の動きが広まりつつある。
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