地域安全安心ステーション事業
山口県 |
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ひらた防犯情報協議会 |
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構成員自治会員(会社員、自営業、農業など) 結成の経緯大型店舗や遊戯施設の進出が著しく、防犯に対する取り組みが課題となっていた平田地区では、平成15年11月、地区の有志が集まり、現状を協議した上で、交番の協力を取り付けて、"ひらた防犯情報協議会"を結成した。結成当初は15名の有志でスタートしたが、下松警察署の強力なバックアップもあり、現在では54名のメンバーを数えるようなった。 活動の目的「地域の安全安心は自分たちで守る」をモットーに、犯罪のない安全安心な街づくりを目指し、自分たちに出来る範囲内で、無理なく・楽しく・長く続ける事を目的としている。 |
活動の内容1.ひらた防犯情報協議会の開催(隔月) 【活動に必要な物】 防犯パトロール用帽子、腕章、Tシャツ、ジャンパー、合図灯など |
活動上の問題点・解消方法
・結成当初は地域の人々・児童が無関心であったほか、活動資金もなく、帽子一つそろえるのも自前であったが、腕章や統一ジャンパーなどが貸与され、地域の皆さんにもわかりやすくなった。
また、公集小学校では、一斉下校時に先生・児童たちに「防犯パトロール隊」が紹介されたが、毎年4月、新入児童を迎えるたびに「防犯パトロール隊」の紹介を継続している。
・この種の活動は、価値ある反面、継続することは難しい。今後も新しい情報や手法を導入し、メンバーみんなで楽しみながら、高め合いながら継続していくことが課題である。
関係機関・団体との連携方法
「ひらた防犯情報協議会」は、次の関係機関との情報交換・連携を密接に行っている。
・下松警察署
・市内小・中学校
・下松市防犯対策協議会
・下松市防犯ボランティア情報交換協議会
・下松市生活安全、下松市教育委員会、下松市安全会議
活動上の配慮事項
1.無理なく:日常生活を通じて、自分から出来ることから行動している。
2.気長に:活動の効果はすぐには現れないことを理解したうえで、地道に活動を継続していくことで、防犯の輪が広がり、犯罪者を寄せ付けない街づくりをする。
3.安全第一に、自ら危険に飛び込むことはせず、事故にあったり、怪我をしないよう自分の身は自分で守るように心がけている。
4.地域住民のプライバシーを尊重しながらパトロールを実施している。
参考
これまでの活動の功労により、平成20年に学校安全ボランティア活動奨励賞(文部科学大臣)、平成22年に全国防犯連合会功労ボランティア団体表彰を受賞した。
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