地域安全安心ステーション事業
岡山県 |
玉・奥玉地区ご近所スクラム隊
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構成員玉地区防犯連合会・町内会員など 結成の経緯玉野警察署では激増する犯罪を抑止するため、警察と地域との情報ネットワークを構築し、地域住民の安全意識の向上を促進することを目的として、平成15年12月、歳末防犯パトロールを中心に活動していた玉地区防犯連合会に呼びかけ、防犯連合会会員約60人が「玉・奥玉地区ご近所スクラム隊」を結成。 活動の目的多発する各種犯罪の防止活動を推進し、地域住民自身が地域の安全確保のために立ち上がり、犯罪のない安全で安心な地域づくりを実現することを目的としている。 |
活動の内容○ 毎月2回程度、約7、8人で地区内を徒歩でパトロール活動。 【活動に必要な物】 腕章、帽子、ジャンバー(夏はTシャツ)、名札 |
活動上の問題点・解消方法
発足当時は、地区内の夜間パトロール活動を重点的に行っていたが、昨今、児童・生徒が犠牲になる凶悪事件や不審者による声かけ事案が多発していることから、学校側から下校時のパトロール活動を強化して欲しいという要望が強まり、パトロールの時間帯を夜間から昼間へ変更するなどして対応している。
関係機関・団体との連携方法
・全国地域安全運動期間中、玉野市立玉中学校・玉小学校と連携して「防犯ポスター展」を開催し、地区のスーパー等に児童・生徒が描いたポスターを展示して、地域住民の防犯意識の高揚を図っている。
・玉交番から定期的に犯罪情報等の提供を受けているほか、広報紙「ご近所スクラム隊ニュース」を作成・配布して情報発信活動に取り組んでいる。また年1回の通常総会では、玉野警察署生活安全課と連携して防犯研修会を開催している。
・玉野市からボランティア団体傷害保険の支援を受けている。
活動上の配慮事項
空き家・工事現場・公園内のトイレ等不審者の潜みやすい場所、駐輪場や駐車場等車上ねらいや乗り物盗の発生しやすい場所、昼間周囲から死角になりやすい路地裏や夜間街灯が少ない場所などに重点を置いてパトロール活動を行っている。
参考
・団体の活動により、管内では次々と自主パトロール隊が結成され、その活動は他の模範となっている。
・地域の“団結”と“連帯”の大切さを提唱した「ご近所スクラム隊」という名称が、他のパトロール隊の名称にも使用されるようになってきた。
・地区の小学校の運動会に参加するほか、終業式の一斉下校では、児童と共に「子ども110番の家」を訪問したり、通学路の危険箇所の点検をするなどして、児童との交流を深めている。
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