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 京都府
 

美濃山防犯パトロール隊
~八幡市の防犯シンボルとして黄色の防犯ベストを町中に広げたい~
活動拠点:京都府八幡市美濃山55番地の1 美濃山公会堂



小学校の運動会場で巡回パトロールをする状況

構成員

自治会、防犯推進委員、消防団、学校、PTA等。
人数:46名

結成の経緯

美濃山地区では、痴漢や竹林周辺の不法投棄の増加をなくすため、平成18年に黄色い防犯ベストを自主製作して全世帯に配布し児童の登下校時の見守りや地域パトロールなど自主防犯活動を行ってきた。
防犯ベストの着用は、次第に浸透し庭いじりや公園で幼児を遊ばせる際にも着用する。更には、高齢者が散歩する際は、ベストを着用し小学校方向に足を延ばし、子どもの見守りと健康促進を兼ねる等活動の輪の広がりが評価され「美濃山防犯パトロール隊」を結成するに至った。

活動の目的

地域の「安全・安心まちづくり」を最大の目標とし、地域内各ボランティア組織(自治会、防犯推進委員、消防団、学校、PTA等)が一体となり、子供の通学路及び遊び場の安全を確保し守ることのほか、地域の危険ヶ所一斉点検(樹木、照明、自転車置場等)等を実施することにより、多発する各種事案の防止活動を推進し、平穏な地域社会の確立に寄与することを目的としている。

活動の内容

区独自で防犯ベストを作成し、日常の生活(犬の健康散歩、買い物等)を通じた防犯・交通パトロールを実施。 
小学校の授業がある日は、毎日朝夕立番パトロールを実施(月20回以上)
地域内の危険箇所点検・暗がり点検活動(行政への街路灯増設要望による増設)
街頭犯罪防止・少年健全育成活動・不法投棄防止夜間パトロール
消防自動車を活用した防犯・火災予防パトロール
青色防犯パトロール車を活用した小学生下校時のパトロール活動

【活動に必要な物】

黄色の防犯ベスト・立番時に使用する棒ライト・懐中電灯・Tシャツ・帽子


活動上の問題点・解消方法

新興住宅街を抱えており自治会に加入していない住民もおり、新規転入家庭をはじめ地域住民の意識向上と積極的参加の促進、及び各団体連携による防犯活動の継続が問題である。
解消方法として、保護者、一般の方を含めた各団体が連携し、会議を重ね合同活動とし、特に一般の方々には、ポスター、チラシによるPRとユニフォーム(黄ベスト)日常着用を順次拡大する等気軽に参加できる雰囲気づくりに気を配っている。

関係機関・団体との連携方法

警察、消防との連携~事件、事故情報交換と広報板・掲示板によるPR。
学校、PTAとの連携~学校との情報交換、学校、PTA組織との連絡体制づくり。
地域内各団体との連携~自治会、子供会、老人会等との防犯に対する情報収集。

活動上の配慮事項

各団体協力要請には、自主的参加を依頼できる状況をつくるとともに、活動に自由な時間に参加できるよう気配りをして、強制的依頼はさける。(理解の上で参加を望む)

参考

保護者、一般の方々より「ご苦労さんです」等のねぎらいの声や活動に対する理解が得られ、地域防犯意識の高揚が図られてきた。防犯は、行政のみでなく、「自分達のまちは自分達で守る」という意気込みで住民が力を合わせ、これからも安全安心なまちづくりに一層取り組み、八幡市を日本一の防犯の街にしたい。

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