地域安全安心ステーション事業
岐阜県 |
坂本老人クラブ連合会(坂本CPシルバーパトロール隊)
|
|
構成員坂本老人クラブ連合会員 結成の経緯平成16年に中津川警察署が警察庁指定の地域安全活動のパイロット地区に指定されたことを受けて、坂本老人クラブ連合会が立ち上がり、「地域の安全は地域で守る」を合い言葉に防犯意識の向上と子どもの安全を願いパトロール隊を発足。 活動の目的子どもの安全と見守り・あいさつ活動 |
活動の内容坂本地区内を8班に分け、それぞれの地区において、約10名のパトロール員が子どもの下校時間帯に見守り活動やあいさつ運動を行う。平成18年4月から警察庁「安全安心ステーション」モデル事業団体に指定されたことから、パトロール用品も充実し隊員の防犯意識も高まっている。現在では、統一された服装で活動を行っていることから、子どもたちの目から見ても直ぐに安全パトロールをしているおじいちゃん・おばあちゃんと分かる活動である。 【活動に必要な物】 活動用の帽子 ジャンパー Tシャツ 防犯ホイッスル等 |
活動上の問題点・解消方法
坂本地区は管轄が広く、子どもの登下校のコースも枝葉に別れていることから、繁華街だけでなく農村部など幅広い区域でパトロール活動を行う必要があった。そのため、管轄を8区に分け、それぞれの班が区域内を異なった日にちに活動を行うことにより、管内全域における見守り活動等を実施している。
関係機関・団体との連携方法
・中津川警察署・坂本交番等から安全パトロールの活動要領・注意点の教示をうけ活動を実施している。
・パトロール隊の母体が地元老人クラブ連合会であり、拠点を同地区のコミュニティーセンターにおいていることから地域住民とのふれあいも多く、活動経過については同センターの広報紙等において広報している。
活動上の配慮事項
活動のメンバーが全て高齢者であることから、見守りやあいさつ運動をしながら地域の子ども等とふれあいを大切にし、無理をすることなく長く続けていくことを心掛けている。
参考
中津川警察署管内では、地域の安全を願う市民ボランティアの活動が活発であり、平成19年7月現在で中津川市内56のボランティア団体が活動を行っている。ボランティアの活動が活発になるに従い刑法犯認知件数も減少し、平成18年中においては刑法犯認知件数589件で、前年比-273件(31.7%)の大幅な減少となった。(減少率県内第1位)平成19年に入ってからも、刑法犯認知件数や、子どもの声掛け事案等が更に減少しており、これもボランティアの方々の地道な活動のおかげである。
一覧へもどる |
ページトップへ |