警察庁-自主防犯ボランティア活動支援サイト
 
     
表示拡大 大きくする 標準
 
ホームへもどる
自主防犯活動の状況等
全国ボランティア団体検索
自主防犯活動事例
地域安全安心ステーション事業
青色回転灯装備車の運用状況
 
警察庁
 
犯罪情報 行政支援情報等
 
 
 

地域安全安心ステーション事業

 埼玉県
 

宮一商店街サミット防犯委員会
~安全安心な街づくりは自治会や商店街で~
活動拠点:さいたま市大宮区大宮駅前所在のコミュニティホール



メンバーによる防犯パトロール

構成員

自治会会員、商店街会員など
人数:52人

結成の経緯

大宮駅周辺における違法エステ等の急増に伴い、強引な客引きや違法ビラや捨て看板等が数多く見られるようになり、一般の買い物客にも被害が及ぶようになってしまったことから、自治会会員及び町内の3商店街の会員が集まり、平成15年3月、「宮一商店街サミット防犯委員会」を結成。大宮警察署による講習会実施後、平成15年4月から宮一商店街サミットのメンバー約20名により自主防犯パトロール活動を開始。

活動の目的

大宮駅東口通称「中銀座商店街」で、安全で安心してショッピングができ、マイタウンとして自慢できる、明るい街づくりを目指している。

活動の内容

毎週1回、木曜又は金曜日午後8時00分から9時00分までの間、約25人で防犯パトロール活動、街頭における青少年への声掛け活動を行っているほか、放置自転車の整理や路上のゴミ拾いなどの環境浄化活動を行っている。

【活動に必要な物】

活動用ジャンパー、腕章、帽子、Tシャツ、防刃衣、懐中電灯、防犯ブザー、トランジスタメガホン、サインライト、トランシーバーなど


活動上の問題点・解消方法

活動開始後、参加人数が減少するなど、活動の危機もあったが、宮一商店街広報紙やホームページ等による広報、統一ジャンパーを着用しての継続的な活動により、地域住民に活動が受け入れられ、メンバーも増え、団体の活動は市民に周知されている。また、当初、強引な客引き等とのトラブルも予想されたが、毎回警察官が同行しているため、トラブルは発生していない。

関係機関・団体との連携方法

・大宮警察署生活安全課及び大宮駅東口交番による毎回の同行指導のほか、防犯研修会を実施するなど警察との連携を図っている。
・平成17年より「地域安全安心ステーション」モデル事業実施団体に選定され、防犯パトロール用品の無償貸与をはじめ、ボランティア保険加入、広報紙作成の経費などの支援を受けている。
・大宮区が実施する防犯講習会に参加し、活動状況について講演を行ったり、逆に団体が主催する防犯研修会において、自治体の防犯担当者らによる講話を実施するなど、自治体との連携を図っている。

活動上の配慮事項

長期的に活動を継続させるため、無理に参加させず、自主的に参加できるメンバーに活動してもらっている。

参考

大宮区の平成17年中の犯罪率(人口1,000人当りの全刑法犯認知件数)は40.87件と平成16年に引き続き県下ワースト1となったが、刑法犯認知件数は4,351件で、前年に比べ-1,555件(-26.3%)と大幅な減少となった。また、平成18年についても1~9月における刑法犯認知件数は、前年に比べ-636件(-19.5%)と引き続き減少している。

一覧へもどる
ページトップへ