地域安全安心ステーション事業
茨城県 |
長山地区防犯連絡会議 |
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構成員会社員、元会社員、元公務員、主婦など 結成の経緯平成17年3月3日、隣接する地区の小学校に「生徒を殺す」などといった脅迫文が送られる事案が発生したのを機会に、防犯連絡員が中心となって防犯パトロール活動に参加を呼びかけ、防犯連絡員、自治会員など37名の参加を得て長山地区防犯連絡会議を結成した。 活動の目的長山地区は、首都圏からの転入者が多く、そのほとんどが夫婦共稼ぎであることなどから、近隣間の交際が少なく連帯感が希薄であり、多発している空き巣や車上ねらい等の対策が遅れている。活動においては、地域の連携強化による安全安心の推進的役割を果たすことを目的としている。 |
活動の内容パトロール活動 【活動に必要な物】 機材用電池、防犯のぼり旗 |
活動上の問題点・解消方法
当初、児童の誘導保護活動の際、防犯腕章のみを着用して実施しており、活動中「気をつけてね」と声をかけても児童の返事が無かったが、防犯ジャンパーや帽子を着用し、小学校の全校朝会でパトロール隊員の自己紹介をする機会を設けたところ、児童の認識と親近感が高まり、今では児童から話しかけてくるようになった。
関係機関・団体との連携方法
・竜ヶ崎警察署生活安全課や佐貫駅前交番から犯罪情報の提供や活動時の注意点等の教授を受けているほか、年末警戒時における合同パトロールを実施している。
・龍ヶ崎市のボランティア保険や市教育委員会のボランティア保険に加入している。
・長山地域では、懸案であった自治会を中核とした長山コミュニティ協議会が平成25年4月に結成され、各自治会に防犯委員がおかれ、自治会と本会との連携が密になった。
活動上の配慮事項
定期パトロールは、決められた時間、場所に集合しなければならないことが負担に感じるメンバーもあることから、ひとりでも多くの参加を得て、「メンバーに負担を感じさせず」「活動も低下させず」を目指し、地域の連帯を高めることに配意している。
参考
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