自主防犯活動事例

　鹿児島県
　

錦江町わんわんパトロール隊
～ペットとの散歩を通じ，安全・安心な地域づくりを推進する住民パトロール隊～

わんわんパトロール状況

構成員

獣医，団体役員，自営業者，一般人など
人数：６４人

結成の経緯

事務局である君付動物病院を中心に，錦江町田代地区の動物愛好家が集まり，ペットの散歩を通じて防犯パトロール等を実施する趣旨で結成を目指していたところ，大根占，神川地区からも参加を望む声があり，錦江町わんわんパトロール隊として発足

活動の目的

少子高齢化社会の到来や急激な社会構造等の変化等に伴い多発する各種事案に対し，犬，猫の散歩時等あらゆる機会を通じ，未然防止活動等を推進し，安全で安心な地域社会の実現を図ることを目的としている。

活動の内容

ペットとの毎日の散歩を通じ，子どもの安全を確保し，不審者に対する警戒を実施している。なお，散歩する際，ペットに黄色の上着（安全パトロール中と記載）を着せ，防犯広報を兼ねた活動も展開している。
また，不定期で会員募集を目的とした講習会や警察と合同での防犯パレード等を開催している。

【活動に必要な物】

「安全パトロール中」と印字した黄色のペット用上着など

活動上の問題点・解消方法

結成当初は，活動目的・活動状況等が住民に知れ渡っていなかったが，「安全パトロール中」と記載した黄色の犬用上着を着用させて，活動を継続的に実施していくことで，住民に活動が受け入れられるようになり，また，不定期的に実施される会員獲得を目的とした講習会で会員が増員し，併せて新聞，テレビ等の報道や行政広報紙などによる広報により，団体の活動は町民に周知されつつある。