自主防犯活動事例
鹿児島県 |
武岡台防犯パトロール隊 |
構成員町内会長,地域安全モニター,あいご会役員,PTA,高齢者クラブ, 結成の経緯平成6年以降,毎月の定期的なパトロール及び夏休み,年末のパトロールを実施し,平成16年から6町内会で「安全安心まちづくり協議会」について検討・協議を重ね,平成17年4月,同地区内で中学生4名の「洞窟死亡事故」が発生したことを契機に同年6月,「武岡台安全安心まちづくり協議会」を立ち上げるとともに,防犯パトロール隊を結成した。 活動の目的社会情勢の変化に伴い,各種事案の防止活動を推進し,平穏な地域社会の確立に寄与することを目的としている。 |
活動の内容昼間~1ヶ月に4回,4名でパトロール 【活動に必要な物】 活動用ジャンパー,懐中電灯,腕章,帽子 |
活動上の問題点・解消方法
個々の会員が,地域の安全確保(防犯)に対する意識は高いものの,パトロール実施時の留意事項や実施要領等に不安を抱えていたことから,同協議会で組織する青パト隊員に対し,警察が実施する防犯パトロール講習会(実施者講習)を会員の8割が受講するなど,効果的なパトロール活動を行おうとする意識が高く,これまで以上の活動が期待される。
関係機関・団体との連携方法
定期的に全体会議を開催し,警察署・交番・地区防犯団体連合会から犯罪情報の提供や防犯パトロール活動の要領,注意点等の教示を受けているほか,学校関係者との連携を図っている。また,鹿児島市が実施している「ボランティアパトロール支援事業」に申請し,活動用ジャンパー,腕章等の支援を受けている。
活動上の配慮事項
地域内から犯罪被害者を出さないための広報啓発活動を主に行い,最終的にパトロールメンバーを100名に設定して会員募集するなど,メンバーの負担を軽減することによって,継続的な活動ができるよう配意している。
参考
平成17年8月,パトロール強化を図るため,青パトを導入し,継続的に地区内のパトロールを実施,校区においても各種スポーツ大会や校区運動会の開催,校区文化祭の開催のほか,校区内の環境点検やあいご会行事等を実施するなど,将来的にも活発な活動が見込まれる団体である。
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