自主防犯活動事例
宮崎県 |
青葉町交番管内地域安全推進協議会 |
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構成員自治会長、会社員、自営業など 結成の経緯平成8年に青葉町交番連絡協議会から地域ボランティア活動の必要性が提案され、同協議会のメンバーにより構成された地域安全推進協議会へと発展的に結成。自治会長を中心に地区住民を巻き込んだパトロール活動を積極的に実施する団体へと発展。 活動の目的子供の安全確保、不審者対策、通学路付近の危険箇所の点検、各種安全運動に伴うキャンペーンの実施、環境浄化活動及び防犯広報を目的とする。 |
活動の内容協議会員二人以上で、週3回、主に児童生徒の登下校時間帯を中心にパトロール活動を実施するなど、特に子供の見守り活動を行っている。なお、年間計画として毎月活動テーマを決めて協議会員全員参加の活動を実施している。主な活動としては、地域安全運動のキャンペーンへの参加、自転車の盗難防止、防犯診断などを行っている。 【活動に必要な物】 活動用ジャンバー、帽子、Tシャツ、腕章、懐中電灯など |
活動上の問題点・解消方法
結成当初、一般防犯活動を中心に実施していたが、全国的に子供が被害になる事件が多発したことから、登下校の子ども達の安全を守る活動を中心に実施するようになった。最初は、子供に声かけを行っても挨拶が返ってこなかったが、「地域安全安心ステーション」モデル団体に指定され、統一されたジャンバー、帽子の支援を受け着用して活動を行った結果、子ども達とも元気良い挨拶を交わすことができるようになり活発な活動を行っている。また、交番管内の一自治会の防犯灯を青色に換えて犯罪の減少を図る計画を推進中である。
関係機関・団体との連携方法
・宮崎北警察署と青葉町交番からの犯罪情報の提供や防犯パトロール活動の要領等の教示を受けているほか、交番との合同パトロールの実施など警察との連携を図っている。
・宮崎市防犯協会から地域安全活動用の防犯グッズの提供を受けて各種取組を行っている。
・交番のミニ広報紙に活動内容を掲載して自治会の回覧板により、活動内容を地域住民に知らせる広報を行っている。
活動上の配慮事項
継続的な活動ができるように、地域安全協議会員のコミュニケーションを毎月図っており、年に2回は飲み会を開催している。また、地域の各種団体との交流も大事であることから、仮称「語ろう会」を開催して、各団体の取組や意見の交換会の場を設定することを検討している。
参考
警察署からの指導もあり、青葉町交番管内の一自治会の防犯灯を青色に換えて、犯罪の発生状況を検証する取組を決定しており、そのための準備を行っているところである。検証の結果、犯罪の発生件数が減少すれば、管内の他の自治会及び公園、駐輪場等にも積極的に呼びかけて、地区の安全のためになる活動を積極的に推進する予定である。
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