警察庁-自主防犯ボランティア活動支援サイト
 
     
表示拡大 大きくする 標準
 
ホームへもどる
自主防犯活動の状況等
全国ボランティア団体検索
自主防犯活動事例
地域安全安心ステーション事業
青色回転灯装備車の運用状況
 
警察庁
 
犯罪情報 行政支援情報等
 
 
 

自主防犯活動事例

 宮崎県
 

西階地区地域安全推進委員会
声をかけ 手と手をつなぎ みんなでつくろう 住みよい街を



防犯パトロール中!

構成員

退職校長、自治会長、民生・児童委員、交通指導員、その他地域役員。
人数:合計10名

結成の経緯

昭和56年以降、地区の有志2~3名とともに、週に3回~4回自主的に巡回して、子ども達の目の高さで声をかけ、危険な行為を発見した時には交番などに連絡して早期対策に努めていた。
この20数年に及ぶ活動を目にしていた交番所長から、「現在の巡回は青少年のみの対象であるが、これを地域全体の安全対策として拡大できないか」との要望があり、平成11年2月に会員を募集して対象を地域全体として20数名で実施していたが、会員の転勤などがあって現在に至っている。

活動の目的

1 小中高校生(含む幼稚園児)が安心して登下校できる街にしたい。
2 事件や交通事故が0に近い街にしたい。
3 明るく 住みよい そして美しい街にしたい。

活動の内容

会員のうち数名は週に2~3回自主的に巡回し、その都度、異常の有無を交番に報告している。  
その他は、毎月1回の指定日に交番に集合して、交番所長等との情報交換を行った後、全員で西階地区を6分割した区分に従い巡回を実施するが、これで、半年に1回の割で全区域を巡回することとなる。巡回で少年のい集場所の確認、通学路の交通危険個所や横断歩道、信号機、街灯の必要性、公園の不良遊具を把握して、市役所や関係官庁にアドバイスや要望を行う。また、商店等の協力を得て、子どもの目線で見た商品展示や防犯カメラの検討を実施する。結果は、翌月に「巡回日誌」と題する月報として、80部を警察署や関係機関に配布している。

【活動に必要な物】

活動用ジャンパー若しくはベスト、腕章、防止、懐中電灯など


活動上の問題点・解消方法

会員の平均年齢が70歳に達しているために、若い層の新会員の受け入れに努めている。

関係機関・団体との連携方法

交番には、巡回の都度立ち寄りを実施して所長や交番員との情報交換に努めている。児童・生徒の問題行動等で気になるものについては、電話で各小中学校及び幼稚園等に通報しており、その他の事案は、巡回日誌に記載して各機関に配布している。巡回日誌は、平成17年8月までで265号を発行している。

活動上の配慮事項

一番危惧されるのが、平均年齢が高いために巡回中の事故であるが、各自日頃から歩くことで体調を整えており、さらに巡回活動が夜間に及ぶ場合があることから、夜光式の活動用ベスト及び帽子、懐中電灯を備えて、巡回中の交通事故防止など事故防止に努めている。地区防犯協会を通じてボランティア保険に加入していることから、これも安心材料の一つである。

参考

会員の数人は、日課として一日一回(1時間から1時間30分)の巡回活動を行うよう努めているが、
その際には、自転車の前カゴに「防犯パトロール中」のステッカーをつけ、地域安全腕章をつけるようにしている。
「巡回日誌」の配布先は、
西階地域の小中学校、高校、幼稚園、各PTA、退職校長会代表、保護司代表、民生・児童委員、西階交番、少年補導員、南方地区区長会長、高齢者クラブ会長、交通指導員、西階商店会会長、西階婦人部長、青少年指導員青及び少年育成県民会議、延岡市教育委員会、延岡警察署
である。

一覧へもどる
ページトップへ