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自主防犯活動事例

 熊本県
 

オバパト隊(オバタリアンパトロール隊)
熊本市尾ノ上校区の子どもを犯罪から守る女性だけのパトロール隊



小学生児童の下校を見守るオバパト隊

構成員

民生委員、PTA役員、教師、婦人文化部のOG等。
人数:200人

結成の経緯

尾ノ上校区防犯協会及び同校区に居住する女性グループにより、「校区内の児童や青少年を犯罪被害から守る」ため、児童の下校時間等に合わせた防犯パトロール、監視活動等を行う女性パトロール隊を結成したもの。

活動の目的

「・みんなで守ろう私たちの町、・事件のない町安心の暮らし、・カギはしっかり・言葉は優しく掛けましょう」を合い言葉に、女性にしか出来ない母親の優しさで青少年に触れ、非行を防止すると共に、校区内の児童や青少年を犯罪被害から守ることを目的とし、活動を通して地域の連帯感を強め、地域全体に防犯意識を広げていくこと。

活動の内容

毎日、小学校下校時の午後3時と若者が解放される午後8時ころからの2回に分けて徒歩によるパトロールを行っている。下校時間帯については、児童の通学路を中心にパトロールし子供の保護を重点としている。また、夜間については、公園等青少年の溜まり場等を中心にパトロールをし、そのほか路地内等の街灯の点灯状況や危険箇所等のチェックをしている。

【活動に必要な物】

活動をアピールするための統一のベスト、防犯帽子、防犯腕章、又、夜間の懐中電灯、防犯ベル


活動上の問題点・解消方法

一般の防犯パトロール隊と違い、全員が女性であるうえ高齢者も参加しているため、隊員の安全と事故防止に注意している。そのため、「気負わず、無理をしない」、「必ず3人以上が1組となって活動する」、「事件に遭遇した時は、勝手な行動を取らず110番通報する」ことを基本的留意事項として守っている。

関係機関・団体との連携方法

地域安全活動の主体である尾ノ上校区防犯協会傘下の女性パトロール隊として発足させ、常に防犯協会、又自治連合会と連携し、各種会議等には双方が参加する等、横の連携を大切にして活動を行っている。そのため、校区を上げてのイベント等地域安全活動では、常に協同して活動を行っている。
また、地域安全活動をより円滑に進めるため、毎月1日に「オバパト隊勉強会」を開催し、管轄警察署から講師を招き、パトロール要領、声かけ等の適切な対応要領等の講習や、犯罪情勢等の情報提供を受けている。

活動上の配慮事項

活動上の問題点・解消方法のとおり、まずは自らの安全と事故防止に注意して、息長く継続することが必要である。そのため、「気負わず、無理をしない」、「必ず3人以上が1組となって活動する」、「事件に遭遇した時は、勝手な行動を取らず110番通報する」ことを基本的留意事項として守っている。

参考

 

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