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自主防犯活動事例

 福岡県
 

美しが丘北安全安心街づくり協議会
できる事を、できる時間に、できる丈やるたい(隊)



わが街探検隊・ウォークラリーの様子

構成員

人数115人(パトロール隊41名、ついで隊54名、遊撃隊20名)【H26.1月現在】

結成の経緯

日々報道される子どもの誘拐、女性へのワイセツ、ひったくり、空き巣など眼を覆うばかり。 わが街も決して安穏としておれないとの思いから、我が街を安全で安心な街にしよう、の声かけがはじまり、その総会が開かれ、総員70名が参加した。平成17年12月遂に任意団体『美しが丘北安全安心街づくり協議会』が発足し、先ず子どもの安全を図ろうと、30名でパトロール活動開始となった。

活動の目的

犯罪者が犯罪を犯そうとする気持ちを起させない街にする事を主眼において、以下の様な活動を行う。
① 安全安心への関心を高めるべく、幅広い層の参加者を募る
② 定時パトロールや散歩時のついでパトロール、夜間の見回りを活発にする
③ 犯罪が起きにくいとされる街の美化運動をもりあげ る
④ 児童及び保護者が多く参加できるイベントを自治会と共に企画する
⑤ 活動が継続される為の会の運営を円滑に行う

活動の内容

当協議会では、登校日の下校時パトロールの実施、ウォーキングや犬の散歩時の活動、自宅前での見守り活動、休日や夜間のパトロールの実施のほか、街の美化・浄化のため、公園や道路のゴミ拾い、放置自転車の処理、落書き消し、挨拶運動を継続しています。                                               現役のお父さんたちで結成する「遊撃隊」は、月3回の夜の見回り、月1回の夕刻の青パト巡回などを頑張ってもらっています。住民参加のイベントとしては、「わが街探検隊」「子ども110番逃げ込み体験」「青パト試乗会」「夏祭り警備隊」などを行ってきました。                                                   わが街探検隊では、タバコの吸殻、犬の糞、紙くずを拾う競技に大勢が参加しました。このイベントの後、犬の糞が激減した、落書きが皆無になった等の成果がありました。青パト試乗会は夏休みに実施し、子ども達が大きな声で防犯の呼びかけを行いました。子ども110番の家逃げ込み体験では、筑紫野警察署の警察官にも協力いただきました。

【活動に必要な物】

①活動用ジャンパー ②帽子 ③腕章 ④笛 ⑤指導灯 ⑥青色回転灯 ⑦指導旗


活動上の問題点・解消方法

私達の活動状況は、市での発表や県への出展の都度、新聞やテレビで紹介されたり、自治会広報などで、区民にかなり広く認知されており、感謝の言葉が多く聞かれます。 しかし活動の中心であるパトロール隊のメンバーは、老齢者が多く、体調不良で少しづつ減少傾向である事と若い人達の参加がほとんど無い事から、元気が衰えつつありました。 チラシによる隊員募集はほとんど効果が無く、継続が危ぶまれたのですが、平成20年3月、東小入学式直後に新一年生の保護者に『参加可能な人は、一年間だけパトロール隊に入隊して下さい』、と言う呼びかけを行うことにより、一年生の保護者が新たにパトロール隊に加わりました。
その後、毎年4~7名のお母さんたちが入隊され、数年間下校時のパトロールに参加されています。

関係機関・団体との連携方法

1.筑紫野警察署及び筑紫野市との連携を強め、各種行事に積極的に参加
 ① 筑紫地区4市1町一斉街頭活動パトロール開始を契機として、筑紫野警察署と合同パトロールを実施
 ② 依頼により市の小公連・防犯大会において活動状況の発表を実施
 ③ 福岡県みやま市からの依頼により、活動状況を発表
 ④ 福岡県主催の「安全安心街づくりフェスタ福岡」に、活動状況を展示
2.小中学校との連携                                                     学校行事(入学式、卒業式、運動会、音楽発表会など)に積極的に参加し、。校長先生はじめ、教職員との接触を増やしている。

活動上の配慮事項

活動中に不審な事件に遭遇した場合の言動・行動について話し合いを継続している。又、当会の継続を最重要課題としてとらえ、無理はしない事を徹底。例えば、当番日に用事ができたり、気分が悪かったりした場合、連絡無用とルールを決め、『できる事を、できる時間に、できるだけ活動する』を徹底している。

活動継続のための工夫

平成25年12月、当会は満8歳となり、更なる継続のため無理のない活動を行うことを再確認しました。それは、「できることをできる時間にできる丈やる」です。例えば、当番日に用事ができたり、気分が悪かったりした場合、連絡無用とルールを決め、自由に休む空気が定着してきました。        パトロールの当番は、人により曜日が異なるため、お互い顔を知らないこともあるので、冬休み前の終業日には、可能な人は全員集合し、「顔合わせパトロール」を実施しています。一緒に昼食を食べ、良いコミュニケーションの場となっています。平成25年年末では、美しが丘北安全安心カルタを披露し、好評でした。

参考

福岡県が行っている犯罪情報の配信は、とても役に立っており、情報を整理して、機会を捉えて隊員に報せています。(高齢者が多い為、メールでの連絡が困難)

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