自主防犯活動事例
福岡県 |
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大名校区防犯組合 |
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構成員会社員、自営業、主婦など。 結成の経緯大名校区が福岡市の中心にあることで、早くから住民に防犯意識が高まり、自治会等の有志でパトロールを始めたことがきっかけとなっている。 活動の目的大名校区では、酒類提供の居酒屋やレストランが増加し、若者が夜遅くまで徘徊する状況も散見されることから各種事案の防止活動を推進し、地域ぐるみで地域の環境を守ることを目的としている。 |
活動の内容毎月第3金曜日は夜間パトロールを実施して、少年非行防止に尽力しており、また第1金曜日は昼間パトロールを実施して、子供の下校時間帯の監視を行い、事件事故防止活動を行うとともに、広報紙「防犯大名」を発行し、街頭犯罪等の抑止、少年育成に関する記事、犯罪発生情報等を住民に広報している。 【活動に必要な物】 活動用ジャンパー、腕章、帽子、懐中電灯など |
活動上の問題点・解消方法
車両によるパトロールを行っても住民にアピールすることができなかったが、平成17年5月からパトロール車に青色回転灯を装備したことでパトロールの効果が上がった。
関係機関・団体との連携方法
中央警察署と天神交番から犯罪情報の提供などを受けているほか、天神西通り発展会、紺屋町商店街、大名自治連合会、子供育成会等と連携を強化して、防犯パトロール、有害環境浄化、社会参加、違法広告物の除却活動などを実施している。
活動上の配慮事項
当防犯組合は、昭和25年結成以来、毎月のパトロールを欠かせたことはなく、息の長い活動を続けていくことに配慮している。
参考
平成25年7月、住民(大名校区防犯組合)、企業、区役所、警察の4者の協働によるNCC活動(No!Crime in Chuou=通称NCC)の広報及び大名防犯組合発足15周年を記念した安全安心まちづくりパレードを行い、校区の安全安心を呼びかけた。
また、同年10月には来年廃校となる大名小学校において、大名・舞鶴校区地域安全大会を実施。大会では、大名校区に拠点を構える一般社団法人福商会が地域貢献活動の一環として同組合へ防犯活動物品を贈呈する授与式の他、警察官による防犯寸劇、地元中学生によるミニコンサートが行われ、地域の結束を高め、防犯意識の高揚に努めました。
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