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自主防犯活動事例

 徳島県
 

名西高校パトロール隊(徳島県立名西高等学校)
~高校生の私たちが地域社会の犯罪を未然に防ぐ(街頭犯罪等抑止活動)~



パトロール隊出発

構成員

名西高等学校運動部活動部員(希望部)。
人数:
硬式野球部、陸上競技部、サッカー部、卓球部、弓道部、バスケットボール部、バドミントン部、バレーボール部、テニス部(女子)、剣道部、柔道部 計11部  合計148名 

結成の経緯

学校周辺で多発していた変質者の出没や、地域の身近な犯罪を何とか防ぎたいと石井警察署に相談したところ、「誰かが見ている」というだけで犯罪抑止効果が期待できるとアドバイスをいただき、学校周辺をランニングしている部活動部員に話すと、是非協力したいという声がたくさんあがり発足にいたった。

活動の目的

学校がある地域社会の犯罪を未然に防ぐ街頭犯罪等抑止活動

活動の内容

練習の一環として本校運動部員が学校周辺の道路などをランニングする際に、そろいの帽子(昨年度まではTシャツ)を着用し、不審な人や車など犯罪につながるような事を発見した場合に、ただちに警察へ連絡し、犯罪を未然に防ぐ協力をする。また本校生がよく利用するJR石井駅やその周辺の清掃活動などを行い、地域社会に貢献していく。

【活動に必要な物】

そろいの帽子


活動上の問題点・解消方法

1.活動は各運動部が自主的に行っているため、不定期であり、また試合などが近づいてくると、パトロール回数も減少してしまう。来年度より、運動部活動生だけでなく、全校生徒にも参加を呼びかけ、登下校時での活動なども検討していこうと考えている。
2.多発している特殊詐欺の被害を防止するため、警察が実施するキャンペーン等の被害防止施策に積極的に参加する予定である。

関係機関・団体との連携方法

1.石井警察署から犯罪発生情報の提供を受け、児童に対する声かけや不審者の出没があったときはその地区を重点的にパトロールしたり、他の防犯団体と協力し環境浄化活動を実施するなど連携を図っている。
2.名西地区防犯連合会からボランティア保険加入費、隊員用帽子制作費、活動に必要な物資の支援を受けている。

活動上の配慮事項

目的は犯罪抑止パトロールであるため、少人数でのパトロール禁止、犯人逮捕が目的ではなく「見せる防犯活動」ということを認識して、とにかく怪我や事故が発生しないよう配慮している。

参考

平成15年6月11日  名高パトロール隊発足
平成15年度  徳島県警察本部長賞受賞
平成16年度  徳島県知事より感謝状受賞

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