自主防犯活動事例
山口県 |
湯田セフティネットワーク |
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構成員地域住民有志、職域団体 結成の経緯山口県内有数の歓楽街であり、観光客が多数訪れる湯田地区では、少年のい集や違法駐車など環境が悪化し、犯罪も増加傾向にあったことから、街の環境を浄化しようと地元の有志が集まり、湯田公民館を拠点に夜間の防犯パトロールを行う団体として発足した。 活動の目的防犯パトロールを通じて湯田地区の環境を浄化するとともに、住民に対して防犯意識の醸成を図り、「犯罪のない街・犯罪を寄せ付けない街」としていくことを目的としている。 |
活動の内容毎月第2、4金曜日の午後9時から午後10時までの間、防犯パトロールを行い、ゲームセンターや公園等にい集する少年への声かけ活動のほか、路上に止められた自転車の整理、路上のゴミ拾い等の環境浄化活動を行っている。 【活動に必要な物】 活動用帽子、チョッキ、懐中電灯 |
活動上の問題点・解消方法
開始当初はパトロールの時間帯を午後10時からとしていたが、湯田地区の人出が少なくなったことから、時間帯を見直し、人出の多い時間帯である午後9時からを活動時間としたことで、活動が広く知れ渡り、活動の効果が向上した。
関係機関・団体との連携方法
行政機関との連携
~パトロールに交番勤務員が必ず参加しているほか、犯罪の発生状況等の防犯情報の提供を受けている。
最寄り駅の駐輪場での放置自転車の撤去作業や防犯広報チラシの配布、公園の安全点検等を山口市や警察と連携して行っている。
他団体との連携
~学生防犯ボランティア「YUSA(ユーサ)」が防犯活動に加わり、合同パトロールを実施している。
地区防犯ボランティア協議会を通じて、他団体との情報交換を行うなど連携を図っている。
活動上の配慮事項
い集少年などへの声かけを行う際、警察官との連携や言葉遣いに配意し、少年から危害を加えられないように注意している。
街ゆく人に、あいさつの言葉を積極的にかけるようにしている。最近では、パトロール隊の姿を見ると先方から声をかけられるようになった。
参考
団体結成以降これまでの功績により、平成25年安全・安心まちづくり関係功労者内閣総理大臣表彰を受賞した。
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