自主防犯活動事例
鳥取県 |
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地域安全ボランティア「ふれあいパトロール北条」 |
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構成員北条町内住民有志。 結成の経緯子どもたちが巻き込まれる犯罪が非常に多く報道されているなか、「地域の安全は地域住民で守る」という意志のもと、犯罪の抑止力になることを期待し北条町内住民に呼びかけ、25名の賛同を得て平成16年4月「ふれあいパトロール北条」として発足した。 活動の目的「犯罪のない町で私たちの子どもを育てる」ことを目的とし、町内パトロール等を実施することにより、犯罪の予防・少年の健全育成を図る。 |
活動の内容「防犯パトロール」、「街頭における青少年への声かけ」を行っているほか、「広報紙の発行による防犯活動」、「防犯研修」等を実施している。 【活動に必要な物】 活動統一ジャンパー、車用マグネットステッカー、懐中電灯、広報紙、ボランティア保険等 |
活動上の問題点・解消方法
・パトロールの時間帯が分かれていることから、会員の連携・連絡を図るため、防犯パトロール終了時に、パトロール日誌{パトロール時間・場所・特異事項(注意点等)}を記載し情報の共有を図っている。
・防犯パトロール活動をより効果的にするため、警察との合同検討会等を実施している。
関係機関・団体との連携方法
・倉吉警察署・北条駐在所から犯罪情報の提供、防犯パトロールの実施要領・着眼点等の教示を受けている。また、防犯パトロール時の特異事項については、都度、倉吉警察署・北条駐在所へ通報し連携を図っている。
・本年度、防犯ボランティア活動補助事業(単県事業)の適用を受け、20万円の補助金を受けている。
活動上の配慮事項
団体のパトロール等の活動が、町内で起こり得る犯罪の抑止力となることを期待し活動を続けている。また、この活動を知らしめることで、町内や周辺地域住民の犯罪抑止力の意識の輪が広がるよう配慮している。
参考
団体のパトロール活動・広報紙による広報啓発活動により、町内の防犯意識が広がり、北条町を管轄する倉吉警察署北条駐在所の平成17年度8月中の刑法犯罪件数は45件で、前年に比べ-26件(-36.6%)と大幅に減少している。
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