自主防犯活動事例
京都府 |
北平安レディース |
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構成員北警察署管内在住の女性防犯推進委員の有志で構成された団体 結成の経緯女性の視点からのソフトイメージで、各地域、学校、会合等において防犯教室や街頭活動を行うため、平成9年10月、「平安レディース上鴨」として結成され、警察署の再編成に伴い平成19年4月、「北平安レディース」として編成されたもの。 活動の目的女性の目線で防犯を考え、みんなが安心して暮らせる町づくりを推進するため、弱い立場の子どもや高齢者を中心に防犯教室を実施し、地域全体の防犯意識を高めるための取り組みをすることを目的としている。 |
活動の内容発足から年数が経つにつれ隊員の生活環境も変化し、研修会や練習会に全員が集まることが難しい状況になっている。そのため研修会で得た情報や決定事項は、その都度、連絡網を使って全員に伝わるようにし、共通理解できるように配慮している。また、防犯教室のための練習については、参加できるものが集まれる日時を設定したり、当日早く集合したりして、教室の流れを確認し、練習をしたうえで臨むようにしている。 【活動に必要な物】 活動用赤ジャンパー、赤帽子、防犯腕章、小道具(人形、パネル等) |
活動上の問題点・解消方法
防犯教室での内容が毎年同じものにならないように、その都度検討して取組んでいるが、じっくり考えて、新しい内容を作り上げるまでになかなか至らない状態でいた。今年、思い切って人形作りに取組んだ。かなりの時間がかかったが、みんなの協力で7体の人形を作ることができた。道具を新しくすることができたので、今度は新しい台本を考えていきたい。
関係機関・団体との連携方法
私たちレディース隊は、北警察署管内全体を活動の場としている。管内には17の小学校区があり、それぞれの学区に防犯推進委員の支部がある。私たちが園や小学校へ防犯教室に出向く時には、各支部長に連絡を取り、できるだけ一緒に参加して頂くようにお願いをしている。また連携が必要な団体へは連絡をし、協力し合う体制でいる。
活動上の配慮事項
私たちは防犯教室や広報活動で、自分の身は自分で守る方法として、よりよい方法をお
知らせするという立場でいる。ボランティアの立場では、指導をするのではなく、一緒に気を付けましょうねという呼びかけをすることだと考えている。それに対して、警察からのお話しが加わると説得力も高まってくる。警察とボランティアがそれぞれの立場を理解して、協力しながら取組みたいと思う。
参考
・平成11年 全国防犯ボランティア功労賞銅賞受賞
・平成12年3月 和歌山県龍神村にて防犯教室
・平成12年9月 滋賀防犯大会にて防犯教室
・平成12月10月 防犯フォーラム2000参加
・平成13月10月 防犯フォーラム2001参加
・平成20年10月 内閣総理大臣表彰
・平成22年9月 警察庁長官・全国防犯協会連合会会長連名表彰
・平成24年7月 京都府防犯まちづくり賞
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