自主防犯活動事例
三重県 |
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「羽津地区安全安心まちづくりの会」四日市市羽津地区社会福祉協議会 |
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構成員自治会を核として、各種団体45団体(育成会・PTA・婦人会等)。 結成の経緯痴漢、空き巣、車上狙いの発生等治安の悪化を感じ、危機感を持った者が安全安心なまちづくりの目的で平成16年9月に集まり、会を結成して活動が開始されました。 活動の目的犯罪や交通事故のない明るい町をめざして、安全で安心して生活できる住環境の平穏な地域社会の実現を図る。 |
活動の内容現在、自治会が率先して全地区(27地区)が参加して午前・午後・夜間とどこかでパトロールを展開中です。半期毎の計画書を各団体で作成してパトロールを実施している。毎月5日までに活動記録を提出して内容を検討して解決すべきところは、担当行政、自治会で解決に向けて協議している。具体的には、通学路等での児童・生徒への声かけ、自転車の無灯火、ゴミの放置等の活動です。 【活動に必要な物】 タスキ、腕章、赤色灯、パトロール中ステッカー、マニュアル、メモ帳等 |
活動上の問題点・解消方法
初期は、怪我、傷害を受けたらどうするかの補償問題ですが、現在は、活動内容を予防的な巡視へ位置づけしました。緊急時は、110番へとパトロール隊員にお願いしている。複数で巡回も併せてお願いしています。
関係機関・団体との連携方法
関係団体との調整連絡会議を年2回及び自治会長会議で主旨徹底と指導を行っています。警察・市行政の連絡は毎月1回の「市防犯連絡会議」に出席し、情報収集に当たっています。必要時に各種団体長に連絡・情報提供を行っている。
活動上の配慮事項
犯罪者を捕まえるのではなく、犯罪に遭わない目配り気配りをした心構えを住民に呼びかけることを中心に活動をし、強制的でなく自主的に継続的な活動ができるよう配意しています。
参考
四日市市の個性あるまちづくり事業に参加して、
1 安全安心
2 防災
の2本柱で事業を推進し、当地区に住んでよかったとの声が聞かれる町を目指すとともに、隣接の地区とも連携の強化を考えています。
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