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自主防犯活動事例

 岐阜県
 

まさき夢づくり振興会
~子どもの安全確保と犯罪予防を目指す住民パトロール隊~



専用パトロール車による防犯活動

構成員

地域安全指導員、自治委員、青少年育成委員など地元有志。
人数:120人

結成の経緯

平成7年4月、地元自治会長、地域安全指導員が中心となり有志25名が構成員となって発足し、年数回夜間パトロールを行っていたが、犯罪の増加や子どもの安全対策について、地域住民の関心が高まるなか、平成14年12月、広く町民にボランティアを呼びかけた結果、学校PTA関係者、消防団員、スポーツ少年団員などもパトロール隊の趣旨に賛同し、正木町住民120名を構成員とする「正木地域安全パトロール隊」が結成。

活動の目的

羽島市正木町地内における子どもの安全確保と街頭犯罪等の予防、さらに交通安全を確保し安全・安心なまちづくりに寄与することを目的としている。

活動の内容

ほぼ毎日14~16時と19~21時の1日2回、毎回3~4名が自治会費や寄附で購入した専用パトロール車を使用し、子どもの登下校に併せた子どもの見守り活動、車載スピーカーにより不審者の通報依頼や侵入盗被害防止、交通安全に対する広報活動を行っている。

【活動に必要な物】

活動用ジャンパー、帽子、Tシャツ、ウインドブレーカー、懐中電灯など


活動上の問題点・解消方法

活動当初は、構成員各人が担当する活動日が負担となることも危惧されたが、活動が長続きできるように構成員が活動可能な時間帯を選択できるなど融通性を持たせ、夜間パトロール当番も月に1回程度にするなど負担の少ない活動に配慮している。

関係機関・団体との連携方法

・岐阜羽島警察署と連携を図りながら、犯罪情報の提供や防犯パトロール活動の要領等について教養を受けている他、警察官との合同パトロールも行っている。
・岐阜羽島地区防犯協会から活動用ジャンパー等を支給するなどの物品支援や地域安全ニュースなどによる情報提供を受けている。
・岐阜県が行っている「安全・安心まちづくりボランティア」登録制度に登録して、各種情報提供を受けているほか羽島市、自治会等の行う防犯活動に参加するなど連携した活動を行っている。

活動上の配慮事項

犯罪者を捕まえるのではなく、地域住民に対して犯罪に遭わないための広報活動を中心に行うなど、継続的なパトロール活動ができるように配慮している。

参考

・団体の活動がリーディングケースとなり、岐阜県内で青色回転灯を使用した車両による自主防犯パトロール活動が盛んになり、地域住民主体による地域安全活動は他の手本となっている。

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